新橋は SL 広場からそう遠くない場所に、新しいお店がオープンしました。あの「菜五味」「さら」のマスターが、9 ヶ月ぶりに手がけたお店です。人通り的に厳しかった今までのお店と比べ、圧倒的にいい立地(笑。酔っ払いサラリーマンの街として全国的に有名な新橋なので(笑)、飲み会の場所としては集まりやすいロケーションです。
奥の座敷に通されて、まずはビールで乾杯し、祝開店。
料理の方はマスターにおまかせで作ってもらうことに。残念ながらタジンはありませんでした(笑
まずはアテにいぶりがっこのマスカルポーネ和えと、あんきもポン酢。いぶりがっこはかれこれ菜五味時代からのお気に入りなので、久々の再会に感激。そして、あんきももうまい。これはお酒が進みます。
続いてマスターの自信作、天草大王のコロッケメンチカツ。天草大王って何のことかと思ったら、熊本(天草)の地鶏のことですね。これがまたすごく脂が乗っていてうまい。この日一番のヒットだったかもしれません。
ということで、日本酒に進みます。まずいただいたのは「強力」。あれ、以前飲んだのとラベル変わった?と思ったら、以前飲んだのは日置桜の強力。で、これは鷹勇の強力。強力っていろんな蔵元から出てるのね、と調べてみたところ、強力というのは鳥取原産の有名な酒米の銘柄らしいですね。それで、鳥取の複数の蔵元から「強力」銘の日本酒が販売されている、というわけ。勉強になりました。
その強力を、枡っぽい木製の徳利に入れて出してもらいました。猪口は例によってたくさんある種類の中から、自分で好きなものを選んで。
そして、ここから怒濤の天草大王ラッシュが始まります。
脂が乗りすぎで指がべとべとになるくらいの、大手羽先揚げ。バァァーーーン!
肉の弾力と皮のパリパリ感が絶妙なハーモニー、むね焼き。ドォォーーーン!
ということで、日本酒も進まざるを得ないわけです。刈穂の超弩級・気魄の辛口をチョイス。やはり私は超がつくほど辛口の日本酒が好き。
ここでマスターから、Twitter 予約特典の(←違います)筑前煮のサービス。これがまた味が濃いめで、日本酒が進む進む。飲み物をオーダーさせるための撒き餌ですねわかります(ぉ。
ひさびさに働いているマスター(笑。注いでいるお酒は最近流行らしい?ヨーグルトリキュール。
どんどん呑みます。何を呑んだかは、ないしょ(ぉ
〆は蕎麦。店名にも入っているとおり、このお店は天草大王に加えて十割そばがメイン。ここにも天草大王を奢った「刻み大王せいろ」で締めます。
いつものマスターらしく日本酒が充実しているお店ですが、今までの 2 店舗と比べても料理がさらに充実しているようで、かなり満足しました。しばらく行きつけの居酒屋がない状態が続いていましたが、久高に続いて落ち着いて飲める良い店と巡り会えました。忘年会シーズン前にもちょくちょく通う予感。
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