家族共用の自転車を昨年ヤマハ PAS RIN に買い換えて以来、私も自転車で外出する機会が増えました。平日もずっと家にいるし、休日も街に出られない日が続いているから気分転換に自転車で外を走るのがちょうど良いんですよね。
でも普段行かない場所や公共交通機関で行っていたような場所に自転車で行くにはスマホの地図アプリが欠かせません。今まではポケットにスマホを入れておいて道々停車しては地図をチェックしていたけど、それもめんどくさい。ハンドルにスマホをセットして地図を見ながら走りたいと思い、サイクルホルダーを購入しました。
Spigen / Gearlock MS100 Stem ハンドルバー バイクマウント スマートフォン ホルダー
iPhone 用ケースで有名な Spigen の製品です。サイクルホルダーというと QUAD LOCK あたりが定番だし、去年発売された(まだ発売されていない模様)Peak Design の Mobile シリーズも気になるところですが、ちょっと高い。とりあえずお試しにはこの Spigen の Gearlock がちょうど良い値段だったので、買ってみました。
十字型の突起にはめ込んで回転させることでロックする仕掛けは QUAD LOCK とほぼ同じ。自転車への取付が樹脂製のベルトなのが安い理由でしょうか。
ベルトは六角レンチ式のネジを使って自転車のハンドルバーやステムに固定します。ネジ式だから一度取り付けたら簡単には外せません。できればワンタッチで付け外しできて、たまに利用するシェアサイクルにも取り付けられたら便利だったんですが、まあ簡単に付け外しできる=脱落しやすいということだから難しいか。
Spigen / iPhone XS/X ケース クリスタルハイブリッド
スマホ用のアダプターはスマホに直接貼り付けるわけにいかなかったので、同じく Spigen のクリアケースを買ってそれに貼り付けました。
このケースは背面がポリカーボネート、側面が TPU のハイブリッドケースです。側面の TPU はけっこう厚みがあり、角のところにはエアークッションも入っていて衝撃に強そう。厚みが増すケースだから普段使いにはせず、自転車に乗るときだけいつものケースと付け替えるつもり。
アダプターは強力両面テープで貼り付けます。ちょっとやそっとじゃ剥がれない、かなり強力なテープでした。
ちなみに Spigen からは iPhone 各種に対応した Gearlock 対応ケースが発売されていますが、今使っている iPhone XS はそろそろ買い換えるかもしれないので安上がりなクリアケースでとりあえず済ませておきます。
マウントを PAS RIN のステムに取り付けてみました。最初はハンドルバーに取り付けようと思ったんですがベルトに対してハンドルバーが細すぎて固定できず、やむを得ずステムへの取り付けに変更。
マウントの十字の凸をスマホアダプター側の十字の凹にはめ込んだら 45° 回転させるとスマホがロックされます。これがかなりガッチリ固定されて安定感あり。
取り外す際はマウント側の楕円形の基部を横にスライドさせるとロック解除されます。
スマホはこんな感じ↑にステム位置に固定されます。
ちなみに Xperia 5 II ではなく古い iPhone XS にしたのは、Xperia 5 II だと細長すぎて地図の一覧性が良くないから…。
ステムへの取り付けだと期待していたよりも視線を下げないとスマホが見えないのがちょっと残念。まあ、すぐに見える位置だとついスマホ画面に意識が行ってしまうので、意識的に下を向く必要があるほうが運転上は安全かもしれません。見やすさを重視するならハンドルバー取付専用かつスマホが前方にオフセットされる MF100 を買うのが正解でしょう。
スマホがないとどこにも行けないくらいに地図アプリが欠かせなくなった今、自転車に乗りながらでもすぐに地図が見られるというのはやはりありがたいですね。まるでスマホ用のカーナビを手に入れたような気分です。これから梅雨に突入しますが、そういう季節ほど晴れ間には外に出たくなるもの。休日には気分転換がてらちょっと足を伸ばしてみようと思います。
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