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ガンダムフロント東京『機動戦士ガンダム UC 展』

ここのところガンダムネタが続きすぎですみません(笑)。最新作公開で気持ちが盛り上がっているうちにと思い、久しぶりにお台場の「ガンダムフロント東京」に言ってきました。

ガンダムフロント東京

機動戦士ガンダム UC 展

1/1 ガンダムは変わらずそこに在りました。もう珍しくなくなったか、足下に群がる人はまばらでしたが、むしろ中国人観光客とおぼしき人々が熱心に記念写真を撮っているのが印象的でした。今はこの立像の隣に AR で実寸大ユニコーンガンダムが見られたりするそうですが、私の iPod touch ではアプリが起動画面から先に進まず(´д`)、あきらめ。

早々にダイバーシティに入場し、常設展示の閲覧もそこそこに、久しぶりに「DOME-G」の映像を視聴しましたが、やっぱりこの映像は良いですね。

で、今回の主目的は、こちら。

最新話episode 6のレイアウト原画展示も!ガンダムフロント東京「機動戦士ガンダムUC展」好評開催中! | GUNDAM.INFO | 公式ガンダム情報ポータルサイト

機動戦士ガンダム UC 展

特別展示としてガンダム UC 展を開催中。膨大な量の原画や設定資料集が見られるということで、期待して来ました。


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まず、メインの展示物は「1/1,000 首相官邸〈ラプラス〉。先日の「FILM&NIGHT MUSEUM」でも展示されていたものですが、イベントの終了に伴いお台場に移設されてきた格好です。あの場ではあまりじっくり見たり写真を撮ったりする余裕がなかったのですが、ここならゆっくり見られます。

機動戦士ガンダム UC 展

細部までしっかり再現。太陽光パネルがちゃんとミラー素材で作られているだけでなく、居住区側が発光することでリアリティを出しています。できれば 1/1,000 サイズのモビルスーツを添えてスケール感を出してほしかったところ。

機動戦士ガンダム UC 展

居住区の外装パネルは一枚一枚微妙に色合いを変えてあります(これは塗装でしょうが)。これはこういうデザインというよりは RG ガンダムのようなリアリティを誇張するための演出かな。

この 1/1,000 〈ラプラス〉が展示される前は 1/10 ユニコーンガンダムが展示されていたということで、〈ラプラス〉を一度見た私としては、本当はユニコーンガンダムのほうが見たかった(笑。

主な展示物で撮影可能だったのはこの〈ラプラス〉だけだったのであとは写真がありませんが、他にはレイアウト原画や設定資料などが盛りだくさん。内容的には「FILM&NIGHT MUSEUM」での展示物と一部重複しているものもありますが、原画・設定関連についてはこちらのほうが内容が濃く、見応えがありました。特にレイアウト原画は作画さんへの申し送りコメントまで入ったまま展示されていて、製作過程がリアルに想像できるような気さえします。そうやって細かいところまで設定を作り込んでスタッフ間で共有することで、これだけ濃密な作品の世界観を破綻させることなくまとめ上げているんだなあ…と感心しましたね。
設定については製作スタッフが参照する、電話帳のような分厚さの設定資料集が 3 種類、閲覧可能な状態で展示されていました。さすがに情報量が多すぎて全ページをじっくり読む余裕はありませんでしたが…。ちなみに、これらの内容は ep1-3 については『機動戦士ガンダム UC メカニック&ワールド ep1-3』にある程度まとめられているので、首都圏以外で興味のある方はどうぞ。まだ ep4 以降の分が刊行されていないのと、ep6 関連はここが初出になっているので、このムックをもう持っている人でも楽しめると思います。

あと撮影可能だった展示物は、ホビー誌の模型作例。私は普段ホビー誌は読まない(気になるキットが出るときに立ち読みする程度)ので、こういうのはいいですね。

機動戦士ガンダム UC 展

ep4 に登場した水陸両用巨大 MA「シャンブロ」。あと、MG ズゴックをベースにした(?)ゾゴック。シャンブロの巨大さ(ゾゴックは 1/100 ですが、シャンブロはこれでも 1/144 だと思われる)もさることながら、深紅ではなくピンク系で塗装されているというのが意外。まあ、劇中では大気圏内での色表現は宇宙空間のそれと違って独特の見え方になっていたので、大気圏内カラーとしてはこういう解釈もアリか。

ゾゴックのほうは、2010 年代になって大真面目に立体化されることがあろうとは、30 年前に誰が予想したでしょうか(笑。

機動戦士ガンダム UC 展

シャンブロのマニピュレーター。スクラッチビルドでこのクオリティというのは、ただただ圧倒されますね…。

機動戦士ガンダム UC 展

「袖付き」の MS 群。シナンジュはキット化されて久しいですが、ギラ・ズールとローゼン・ズールはスクラッチモデルですね。

機動戦士ガンダム UC 展

ep6 で見せ場を作ったローゼン・ズール。ネーミングからするとギラ・ズールベースにサイコミュ対応させたニュータイプ/強化人間専用 MS、という設定なのでしょうが、外装はほぼギラ・ズールの原形を留めないくらいに変わっていますね…。

機動戦士ガンダム UC 展

特徴的なのがこのアングル。「ローゼン」(Rosen:ドイツ語で「薔薇」)の名前の通りに、首回りの装甲が薔薇の花弁を象っているのと、背中のローゼン・ビット用コンテナの形状まで薔薇の蕾状。リアリティ追求型が多い UC の MS にあって、ここまで加飾重視なデザインって珍しいですが、そういえば人物もリアリティ重視な世界観の中でアンジェロだけ「Ζ ガンダムあたりに出てきたキレた役柄」なので、そういう意味では合っているかも(笑。

機動戦士ガンダム UC 展

こちらは 1/100 スケールのクシャトリヤ。ボリューム感の再現が素晴らしいですね。これ MG で発売されたら作り甲斐ありそうだなと思いつつ、置き場所に困るだろうなあ(^^;;

機動戦士ガンダム UC 展

ep1 の冒頭での活躍が印象的だった、「足の速いジェガン(スターク・ジェガン)」。これはガンダム/ジム系の MG あたりをベースに作ったんですかね。なにげにこれまで MG でリリースされていない MS の中で今一番組んでみたいのはジェガン系なので、UC が終わるまでにキット化してほしいところ。

機動戦士ガンダム UC 展

トライスター仕様の「ジェスタ」。これはスクラッチモデルですが、4 月には MG の発売が決定しています。おそらくバリエーションキットとしてジェスタ・キャノンも出てくるんでしょうね。

機動戦士ガンダム UC 展

常設展示は一度見ているし、UC 展だけなら 1 時間もかからずに見れてしまうかな、と思っていったんですが、DOME-G も合わせると 1 時間半以上、じっくり見て回ってしまいました。作品世界だけでなく、製作スタッフの熱意まで伝わってくる展示になっていると思うので、UC ファンならば間違いなくオススメです。

コメント

  1. ガンダムフロント東京 ガンダムUC展

    ガンダムフロント東京で開催中の「ガンダムUC展」が18日で終了してしまうと言うので、期間中最後の休日と言うこともあり見てきました。

    2020年オ…

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