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MINOLTA α-7000 ミニチュアカプセルトイ

面白そうなカプセルトイが発売されたので買ってみました。

コニカミノルタ150周年記念のカプセルトイ。コニカC35 EF、ミノルタα-7000など – デジカメ Watch

MINOLTA α-7000 ミニチュアカプセルトイ

今年はコニカミノルタの創業 150 周年だそうですね。もともとコニカとミノルタが合併してできた企業で歴史が古いのはコニカのほうなので、150 周年というのはコニカ(小西屋六兵衛店)の創業から数えてということになります。ミノルタは前身の日独写真機商店の創業が 1928 年とのことで、こちらも 95 周年。ちなみに合併してコニカミノルタになったのは 2003 年だから合併して 20 年というアニバーサリーイヤーでもあるようです。

その 150 周年を記念してコニカ/ミノルタそれぞれのヒット商品をミニチュア化したのが今回のカプセルトイ。

MINOLTA α-7000 ミニチュアカプセルトイ

ミノルタの AF 一眼レフカメラ α-7000、コニカのストロボ内蔵コンパクトカメラ C35 EF、それとコニカのレンズ付フィルム「撮りっきりコニカ MiNi」の三種類(撮りっきりコニカは付属品違いで 2 バージョンあり)。カプセルトイってどこにベンダーが設置されているか分かりにくいので、販売元(ケンエレファント)が直営するカプセルトイショップまで買いに行きました。東京駅八重洲北口を出たところ(地下街)にて発見。

ガチャだから最悪 5~6 回回す覚悟で臨んだところ、なんと一発でお目当ての α-7000 をゲット!今年の残りの運を使い切っちゃったかな。

MINOLTA α-7000 ミニチュアカプセルトイ

というわけでこれが α-7000 のミニチュアカプセルトイ。おおお、想像していたよりもずっと精巧にできている。これには驚かされました。ちっちゃいけどちゃんと α-7000 してるじゃないですか。

MINOLTA α-7000 ミニチュアカプセルトイ

ボディもよくできているけどレンズの作り込みが細かい。レンズがちゃんとクリアパーツで成型されているのもいいし、距離指標やマクロモード切換スイッチ(AF 35-70/F4 は簡易マクロ機能つきレンズだった)まで再現されています。あとこのレンズ、どの焦点距離でも前玉が完全に鏡筒に格納されずに微妙に出っ張っているんですよ。その中途半端さが表現されているのもイイ(笑

MINOLTA α-7000 ミニチュアカプセルトイ

フィルムカメラのミニチュアだから背面はのっぺりとしていますが、ファインダーがクリアパーツになっているあたり、手を抜いていない感あります。これで 500 円なら高くないのでは。

MINOLTA α-7000 ミニチュアカプセルトイ

α-7000 で一番好きなのがこの軍艦部のデザインなんですよね。ボタンやスイッチ類の形状から配置、シルク印刷に至るまで 1980 年代メカらしさが溢れています。同時代のラジカセしかりビデオデッキしかりウォークマンしかり、この時代のメカにしかないエモさがあると思っているのは幼少年期をリアルタイムで過ごしてきた時代だからでしょうか。
ミノルタの一眼レフカメラはこのほかにもたくさん発売されているけど、デザインだけなら α-7000 が至高だと思っています。

MINOLTA α-7000 ミニチュアカプセルトイ

久しぶりにドライボックスから引っ張り出してきた本物の α-7000 と。昔実家にあったのを発掘してきたものです。露出計が壊れていてマニュアル露出でしか使えないからほとんど使っていないのですが、両親が自分を撮るために買ったカメラの末裔を自分も使っている…という偶然の一致が大切に思えて今でも大事に保管してあります。久々に出してきたらグリップやズームリングの白化がかなり進行していましたが…。

それにしても、並べてみると本当によくできたミニチュアです。

MINOLTA α-7000 ミニチュアカプセルトイ

昔何かのキャンペーンでもらったソニー α77 のミニチュアを持っていたことを思い出したので探し出してみました。
α77 がほとんど黒一色で地味なせいもあるけど、α-7000 のミニチュアはさすがに売り物だけあってクオリティーはこちらの方が全然上。α77 はボディはともかくレンズにディテールがほとんど入っていないのが残念です。

MINOLTA α-7000 ミニチュアカプセルトイ

どちらも αA マウントのボディだし、もしかしてミニチュアでもレンズマウントに互換性あったりするかな…?と思いましたが、さすがに製造元も製造時期も違うからレンズの差し替えは無理でした(笑。ミニチュアとしての縮尺も微妙に違う(α-7000 のほうが少し大きい)ように見えます。

マウント内部は α-7000 は完全にのっぺりしているのに対して、α77 はトランスルーセントミラーが造型されています。この二つを見比べると「ミニチュアとして何を表現したかったか」の違いが見えて面白い。

MINOLTA α-7000 ミニチュアカプセルトイ

そういえば初代 α7 を買ったときのキャンペーンでもらったミニチュアも持っていたのでした。この両者、同じ「α」を冠していながらレンズマウントもシステムも全然別物のカメラだけど、並べるとどこか似てなくもない。

今日はこの初代 α7 が発表されてちょうど 10 年にあたります。オートフォーカス対応一眼レフの実質的な祖となった α-7000 と、フルサイズミラーレスの元祖 α7 のミニチュアがこの時期に揃ったことに妙な縁を感じたりして。最近フィルムも現像も高価いけど、久しぶりにフィルムカメラを持って出掛けるのも愉しいかもなあ。

コメント

  1. 最初の写真で本物と思ってしましました、、、、
    すごく精巧ですね。
    私も初めてのAuto focusカメラがα7000でしたので
    3570/4との組み合わせでたくさん撮りました。
    思わず懐かしくなり、コメントしてしまいました。
    ありがとうございます。

    • B より:

      ね、写真だと本物に見えますよね。私も自分で撮った写真を見てびっくりしました。
      もうフィルムで撮るのはハードルが高いですが、35-70/4 はまだ生きてるのでアダプター経由で α7 で使ってみるのもいいかもしれません。

  2. Bさん
    返信ありがとうございます。

    最近、知り合いがCONTAX T2を入手して、フィルム始めたというので
    私もフィルム再開しました。フィルムの値段と現像代などハードル高いですが
    しばらくは遊べるかと、思っています。
    いつの間に、こんなに高いの?このところ若い女性がカメラやさんで中古のフィルム
    カメラ買っているのは、みてましたが、びっくりです。

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