ジム通いを始めたらトレーニング時に使える腕時計が欲しくなって、G-SHOCK を購入。
カシオ / G-SHOCK ORIGIN GW-B5600HR-1JF
高校~大学時代に使っていた DW-6100J 以来、四半世紀ぶりの G-SHOCK です。
通っているジムは壁に時計が一つだけ掛かっているのですが、けっこう柱などの死角が多くて見えにくいんですよね。なのでトレーニング中にラフに扱えつつ、普段もカジュアルウォッチとして使える G-SHOCK を選びました。今買うならフィットネス用スマートウォッチとか G-SHOCK でも心拍数等のデータが取れるモデルもありますが、心拍数や消費カロリーはまあマシン側でも取れるから時計として気に入ったモデルを選択。
購入したのはオリジナル G-SHOCK の系譜を受け継ぐ 5600 シリーズです。もういい大人だからゴツいデザインよりもシンプルなスクエアフェイスの G-SHOCK をさりげなくつけていたい。
基本スペックはマルチバンド 6 対応の電波時計かつソーラー充電、20 気圧防水、ワールドタイム機能搭載、Bluetooth によるスマートフォンリンク対応。クラシカルデザインでありながら現代的な機能まで備えています。
ベルトは一見メタル風ですが、樹脂+金属の複合素材で作られた外駒とレジン製の中駒を組み合わせたコンポジットバンド。ブレスレット風なのにめちゃくちゃ軽いという新感覚のベルトです。
個人的には G-SHOCK の一般モデルで採用されているウレタンベルトは汗をかくと蒸れるのがあまり得意ではなく、つけ心地がサラッとしたこのコンポジットバンドはとても快適。
最近重量級のタグ・ホイヤーをずっとつけていたせいか、軽さに驚きます。
バンドの留め具は金属製の三つ折れ式でワンプッシュで着脱できます。
コアモジュール側面とバンド中駒から鮮やかなレッドがチラリと覗くのが自己満足ポイント。派手すぎず地味すぎず、ちょうど大人っぽい佇まいだと思います。ちょっと ThinkPad っぽくもあるかな。
液晶は反転表示。屋外での視認性は十分ですが、屋内だとコントラストが下がってちょっと見にくい。でも時計を見る角度に傾けると自動でバックライトが点灯する機能があるからあまり困りません。
文字盤周囲のダークグレーの部分が充電用のソーラーパネルになっています。こんな狭い面積でも Bluetooth の電波が出せるくらいの(常時接続ではありませんが)電力が賄えてしまうんですね。
スマートフォンとの接続時には Bluetooth アイコンと「CNCT」の文字が表示され、スマホ側からの操作が可能になります。
スマホからの操作には「G-SHOCK Connected」アプリを使用します。
多機能な時計のわりに本体側には 4 つしかボタンがなくてどれを押すと何ができるか判りづらいのですが、このアプリ上で操作ガイドを確認できてそれだけでも助かる。
ワールドタイムは最大 5 件まで登録可能。国登録やホームタイム/ワールドタイムの切り換えもアプリ上から可能です。チマチマした本体ボタンを操作するよりもこちらの方が扱いやすい。本体側のボタンはもう Bluetooth 接続ボタンだけで良いんじゃないかと思うくらい。
TIME & PLACE は本体側のボタンを押すことでその時点での時刻と GPS 位置情報がスマホに記録される機能です。まあ今や Android スマホ単体で移動ログを取れるしスマホとカメラを連携させて写真に位置情報を埋め込んだりもできるので、この機能はまず使わないかな。
アラームやタイマー、リマインダーもスマホから設定可能。本体ボタンを操作するより素早く設定できるから便利ですが、これもまあ使ってアラームくらいかなあ…。
その他にもいろいろと G-SHOCK 本体側の設定をスマホから行えます。ライト(傾き検出連動のオンオフや点灯時間の設定)やパワーセービング設定は初回くらいは使うけど、全体的にはあってもあまり使わないだろう機能が多いアプリではあります。それでも定期的に G-SHOCK の時刻を自動調整してくれるだけでも価値がある。電波時計って意外と電波が入らない場所も多いし、それなら常時オンラインなスマホ経由で NTP サーバーと時刻合わせした方が確実でしょう。
Bluetooth はまああってもなくてもという感じでしたが、以前からカジュアルユースに G-SHOCK を一本買おうかと思っていたのでデザインや質感含めこれは気に入りました。このデザインなら仕事で使うのもまあアリかな…ワールドタイムが使えるから海外出張にも使えてしまう。なんかジム用に使うのがもったいない気さえしてきました(笑
とりあえずプライベート用とジム用で兼用してみて、気が変わったらまた改めて考えよう。
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