今年は映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』公開から 40 年という記念すべき年。私にとって BTTF はスター・ウォーズと並ぶ SF 映画の金字塔です。何か関連するグッズが欲しくなり、この腕時計を購入しました。
主人公マーティ・マクフライ(マイケル・J・フォックス)が劇中でつけていた腕時計「CA-50」の後継モデルです。文字盤のデザインが微妙に違うけどオリジナルはもう入手できないし、これは実質的に「マーティの腕時計」と読んで差し支えないのではないでしょうか。
デジタル表示の下にボタンがズラリと並び、電卓としても使える高機能腕時計。当時は例えばラジカセでもとにかくボタンがいっぱいついたハイテクっぽいデザインの製品がもてはやされていましたが、現代の感覚で見るとまさにレトロフューチャー感。40 年も経つとグルッと回って再びカッコ良く見えてくるわけです。
このモデルは現在では国内販売されておらず、私が購入したのは並行輸入品。国内で一般流通しているのは「CA-53WF」という反転液晶かつ文字盤のデザインがシンプルになったものですが、マーティを気取るなら通常液晶+文字がいろいろ書いてあってちょいダサな方が良いと思いあえて CA-53W を選択しました。ちなみに時刻は AM/PM の他に 24H 表示も可能ですが、これもあえて AM/PM の方が昔っぽいのでこちらで。アメリカ人には 24H 制だと通じないことも多いので、BTTF の世界観的にも AM/PM が正しいはず。
なおカシオロゴの隣に「WATER RESIST」とあるとおり、生意気にもこの見た目と値段で防水(生活防水)に対応しています。
ボタンがたくさんついているから正面からはゴツく見えますが、横から見るとかなり薄い。私が持っているどの腕時計よりも薄いくらいです。つけているのを忘れるほど薄くて軽いので、休日にラフにはめて出かけるのにちょうど良いかも。
ウレタンベルトは蒸れないようにスリットが入っています。このベルトも G-SHOCK などのそれに比べて薄く、邪魔に感じないのが良いですね。
電卓は 8 桁の四則演算に対応。このほかアラーム、デュアルタイム、ストップウォッチ機能も搭載しています。
当時としては多機能なデジタル時計だったのでしょうが、今となってはスマホやスマートウォッチで全て(しかもさらに高機能に)まかなえてしまうのでね。逆に言えば、この腕時計が現代のスマートウォッチの始祖的存在と言えるのかもしれません。
気分で買ったからあまり常用するつもりはなく、たまに気分転換につけるかなという程度ですが、こうやって時計を覗き込んでいると自分の隣にドクとデロリアンがいるような感覚になってきます。なんか、腕時計だけじゃなくて煉瓦色のダウンベストと白いナイキのレザースニーカーまで揃えたくなってきました(笑。
そういえば今週末から金曜ロードショーは三週連続で BTTF 三部作を放送するようですね。私は洋画は基本的に字幕派なのですが、今回の金ローは宮野真守&山寺宏一が新規で声を当てているとのことで吹替版を見てみようと思っています。
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