既に終了した催事になりますが、1 月下旬から先週末まで品川駅構内のエキュートに JAL のオリジナル食品ブランド「JAL SELECTION」のアンテナショップが出店していました。
JALUX(ジャルックス)|JALオリジナル食品ブランド「JAL SELECTION」がJR品川駅に初登場 エキュート品川「マーケットスクエア」に期間限定初出店
品川駅ってここから京急線に乗って羽田空港に行くことが多いから個人的には羽田の玄関口のイメージ。なのに JAL が品川駅に出店するのは今回が初、というのは意外でした。
機内食といいラウンジといい、JAL が提供する飲食物に絶対の信頼を寄せている私としては気になる。会期滑り込みで行ってきました。
アンテナショップでは『劇映画 孤独のグルメ』の冒頭に登場したドライなっとうが大々的に売られているじゃないですか!しかも聞くところによると会期中に一度売り切れて再入荷したとか(笑)。映画観た人がみんな買っていったのかな…。ちなみに私が先日三浦半島で鍋をやったときに入れたドライなっとうは Amazon で買ったものでした。
劇中で井之頭五郎が食べたのは梅風味でしたが、店頭ではもう一つのバリエーションである一味唐辛子味も販売されていました。
機内食やラウンジで提供されているものもいろいろ売られていました。
個人的に重要なのが国際線ラウンジで食べられる「JAL 特製オリジナルビーフカレー」が冷凍パックで売られていることです。私はラウンジ資格は持っていないのですが、海外渡航する際はステータス持ちの人と同行する機会が多くてそのたびにこの JAL カレーを食べています。特にお腹が空いていなくても搭乗前にはこれを食べていくくらいには大好物。
COVID-19 の影響で渡航需要が激減した際に JAL の直販サイトで販売されるようになったことは知っていたのですが、まとめ買い(最も少量でも 5 袋セット ¥5,400)しか選択肢がなく躊躇していたのでした。でも単品販売があるとなれば話は違う、買って帰るしかありません。
とりあえず二袋買ってきました。隣のドライなっとうは今回買ってきたものではないけどなんとなく置いてみました。
レトルトカレーの値段を考えると一袋 1,080 円のカレーって常軌を逸していると思いますが、これレトルトじゃなくて冷凍ですからね。本当にラウンジで出しているカレーをそのまま小分けにして売っているなら、その価値はあります。
原材料をまじまじと読んでみたところ、特にカレーとして変わった食材を使っている様子はありません。ということはあのおいしさは食材の質と分量、あとは手順でできているということでしょうか。
ちょっと調べてみたらホットペッパーのサイトにこのカレーに関する JAL へのインタビュー記事が掲載されていました。具体的な作り方は書いてなかったけど読み物として面白かった。
さて、さっそく一皿いただいてみます。冷凍パックをそのまま湯煎して盛り付けたら出来上がり。
そうそう、このカレーですよ!この 2~3 年ラウンジに入っていないから久しぶりの再会。
でもやっぱり JAL カレーは黒い深皿に盛った方が「らしい」感じが出ますね…。
ゴロゴロと入った、それでいて柔らかい牛バラがめっちゃおいしい。
カレーは辛さそこそこ、酸味やや強めのオーソドックスな欧風カレー。でも他のお店でこのバランスに近い味のカレーってあまり出合ったことがないんですよね。
久しぶりに食べたけどやっぱりうまいなあ。1,080 円の冷凍カレーって高いけどそこいらの店で同じくらいのカレーを食べるくらいならこっちの方が幸せだとさえ思います。
常食するのはコスト的に厳しいですが、これは 5 袋セットを冷凍庫にストックしておいてたまのご褒美に食べる、なら許されるような気はします。注文しちゃおうかな…。
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