「ふうん、本郷の赤門には行ったことあるが、こっちは初めてだな」
この夏以来、原作版も含めるとほぼ週次のペースで巡っている『孤独のグルメ』聖地巡礼ですが、まだまだペース緩めずに行きたいと思います。今回は、ドラマ Season3 の第 7 話に登場した、駒場東大前にやって来ました。夏に行った本郷キャンパス同様、今回の聖地巡礼で初めて駒場の駅で降りました。
とりあえず今回は、甘味パート(この回に限っては「甘味パート」というより「間食パート」と言うべきか)に登場した、このお店。駅前、すぐのところにある、たこ焼き屋さんです。劇中では、女子高生の行列に気後れしてなかなか注文できないゴローの様子がコミカルに描かれていました。
って、実際たむろしてるのは JK じゃなくて男子ばっかりだし!ちょっと男子ー(;´Д`)
早く行かないかなあ…あそこに並ぶのはさすがにひるむ。
学校帰りの高校生たちの行列が一区切りしたところで、軽くジャンプ気味に(ぉ)暖簾をくぐります。
店内には、ドラマで紹介されたことを示す貼り紙が。ただ、残念なことに松重豊さんのサイン色紙は見当たりませんでした。
そして…店内のメニューをじーっと探してみても、ゴローが食べた「プチハッシュ」が見当たらない。これはもしかして裏メニューだったりするのだろうか。とりあえず聞いてみよう。
俺はできるだけ物おじせずハッキリという。注文を聞きかえされるのはやっかいだ。
「すいません、プチハッシュはありますか?」
「ごめんなさい、プチハッシュはもうやっていないんですよ」
えー(;´Д`)ヾ。
これでプチハッシュをやっていないなんて…残酷すぎる。
ともあれ、気を取り直して注文だ。郷に入っては郷に従え、たこ焼き屋に入ってはたこ焼きを食え。よし、ここはたこ焼きで決めよう。
店内には、外からよく見える位置にたこ焼きの鉄板があり、その鉄板から溢れんばかりの生地から、鮮やかな手さばきでたこ焼きが丸められていきます。
まるで、大阪ノリ…でもうまそう。うまそやな。
ええやないか。たこ焼き、ええやないか。
そうやって買ったたこ焼きをどこで食べるかというと、
もちろん、劇中にも登場した駒場野公園。思っていたよりも広い公園を散策しながら、良さそうな場所を探します。
あったあった。劇中のシーンと見比べる限り、ここが「ゴロー席」。
プチハッシュがなかったのは残念だけど、このベンチに座って、孤独にたこ焼き。
たこ焼きと、自販機で買った缶コーヒー。たこ焼きは、本当に軽食のつもりで 4 個入り。
こんなもんでいいんだよ、俺のおやつは。
たこ焼きは、表面はカリッと焼かれているのに、たっぷりのソースとマヨネーズでだんだんしっとりしてくる感じが、庶民的。
そして、中はとろとろ。
あー、なんかいかにも、昔から親しんだ近所のたこ焼き屋って味。小学校くらいの頃、家の近くにもあったなあ、こういうたこ焼き屋。ほっとするよ。
買い食いに最適、おもちゃっぽい味。
広い公園で、一人ぼんやりたこ焼き。今日は久しぶりにのんびりできたなぁ~っ。
そういえば、第 7 話メインのマッシュルームガーリックとカキグラタンは、これからの季節にワインといただくと美味しそうなんだよなあ。いつ来ようかな…。
コメント