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F1 2015 プレシーズンテストが開始

ヘレステスト初日 ヴェッテルがファステスト
ヘレステスト2日目 再びヴェッテルがトップタイム
ヘレステスト3日目 ナスルがトップタイム
ヘレステスト最終日 ライコネンがトップタイム

F1 の 2015 年プレシーズンテストがスペイン・ヘレスで実施されました。これに併せて全チームの新車も順次発表され、いよいよ 2015 年が始まる実感が高まってきました。

注目は、当然ながらマクラーレン・ホンダ MP4-30。トラブル多発で周回数も 4 日間合計で 79。タイムも全チーム中圧倒的最下位と、記録だけ見るとあまりポジティブには見えません。
が、去年の今ごろのテストで各チーム…特にルノー陣営がもっと酷い状況だったことを考えると、むしろゼロから作ったパワーユニットとしてはまだまともに動いていると言えます。チーム関係者のコメントが全般的にポジティブなのも、単なる虚勢ではないように感じます。タイムを出すためのテストではなく、最初のシステムチェックとして考えればまあ評価できる結果、ということなのでしょうか。

いっぽう他チームに目を向けると、フェラーリが連日好タイムを記録しているようで。同じパワーユニットを採用しているザウバーまでもが好調なところを見るに、パワーユニットの改善が進んだということでしょう。昨年のフェラーリはシャシー側の要求でパワーユニットの性能を妥協した結果、シャシー側のダウンフォースも全然出なかったために近年稀に見る酷いシーズンになってしまいましたが、今季は開発体制の変更もあり、根本的に見直しをかけているようです。
ただ、メルセデスだけは他チームとはスタート地点が違うようで。初日からいきなり 157 周を走行し、タイムを出すことよりもロングランの安定性・信頼性のテストに入っているように見えます。まあテストはテスト、各チームでメニューも違うので現時点でのタイムを云々言っても仕方ありませんが、やはりメルセデスは今年も一歩先を行っている匂いがプンプンしますね。

開幕までのテストは残すところあと 2 回、計 8 日間。マクラーレン・ホンダはその間に信頼性とスピードをどこまで伸ばすことができるでしょうか…。

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