「ここはちょいと、やんちゃなメシをガツガツ食いたい気分」
ドラマ『孤独のグルメ Season5』聖地巡礼、今回も放送前に巡ってきました。昨夜放送されたばかりの第 10 話の舞台は亀戸。亀戸といえば、Season2 の砂町銀座回で甘味パートに登場した珈琲道場のある場所ですが、今回の聖地は駅の反対側。亀戸と錦糸町のちょうど中間地点くらいにある、天神橋を渡ってすぐの中華料理店です。
放送前だからまだ空いてましたが、これ今日からしばらくはこの狭い歩道が行列になっちゃうんだろうなあ。
この佇まい。いかにも地元に昔からあるラーメン屋、という感じ。
どうしてこういう店の暖簾には必ず「味自慢」って書いてあるんだろう(笑
午前 11 時半から深夜 2 時までやってるのか。飲んだ帰りにこういうところのタンメンで締めたくなる感じの店だ。
赤カウンターの正当派ラーメン屋。よし。
喫煙可らしく、ヘビースモーカー用の灰皿(皿っていうより缶だけど)が置いてあるけど、私が行ったときには誰もタバコを吸ってませんでした。
劇中でゴローちゃんの喫煙シーンがあるかなと思ったら、それもなし。退院直後という設定なら、そりゃそうか。
「知ってる?菜苑 食べてる!純レバ」。この妙にフレンドリーなメニューは何だろう(笑。
純レバ、亀戸のローカルフーズ?それともここのオリジナル?
よし、受けて立とう。
まずはビール亀戸ソーダ。こういう古き良きラーメン屋には、生ビールよりも瓶ビールですよ。
これにギョウザをつけることは言うまでもない。
ゴローちゃんと久住さんはこのギョウザをお酢とコショウで食べていたけど、放送前にそんなこと知る由もなく、普通に醤油+酢+ラー油でいただきます。酢コショウギョウザは、今度どこかのラーメン屋に入ったらやってみよう。
これは野菜多めのあっさりとしたギョウザ、いかにもラーメン屋のギョウザ。だがそれがいい。
そこに本日の主役、純レバ丼のお出ましだ。
ライス多し。亀戸ソーダと一緒なら、丼じゃなくて純レバ炒め+半ライスくらいでも良かったかも。でも、そのものを食べないと聖地巡礼したことにならないので(笑。
これが純レバ丼。
ネギ、盛りすぎ。ネギの雪山讃歌。
どんぶり版ラーメン二郎か、と言いたくなるほどの山盛り。これは食べきれるのかな…。
いかん、見た目に気圧されてた。
食べるんだ、そこに山があるのなら。
ひとまずレバー単体で食べてみよう。
うわ…濃い!まさにガツンだ。
予想以上のやんちゃメシだ。
でも、全然レバーくさくない。これは鶏のレバーか。
こいつはいいや。これぞ、娑婆の味。
続いてご飯と一緒に。混ぜて食べると、濃いたれがご飯に絡んで、レバー単体よりもうまさアップ。
特濃、甘辛。甘みに辛みが勝ってるのが、俺好み。
食べ始めているのに、さらに腹がへっていくかのようだ。
そして、ビールも進む。
このガツンと濃い味どんぶりメシが、俺の五臓六腑に火をつけた。
どんなメシとも真っ向勝負できる幸せ。
おいしいは健康の証。味とは生きている実感だ。
完・食。タレの味付けで一気に食べさせられてしまった。あのネギの山をたやすく登り切れたとは。
いやあ…燃えたぜ、純レバ丼。
正統派のラーメン屋に、異色の看板料理を見つけた。
こういう味、ときどき無性に食べたくなるんだよなあ。
ごちそうさまでした。
ちなみにこのお店、姉妹店が浅草の方にもあるようなので、放送後しばらくの間はそっちに行くのも手かもしれません。
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