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飛びこめ!!沼 04

シグマの優先度の高い重要書類の委託販売が始まったので入手しました。今回はたまたま新宿に行く用事があったため、初めてコミック ZIN のリアル店舗で購入。

安倍吉俊 / 飛びこめ!!沼 04

飛びこめ!!沼 04

おお、今回はなんか表紙の雰囲気が違いますね。過去三巻は表紙から濃さ全開だったのに、今回は恋愛ものかというような柔らかさがあります。手にしてるカメラは sd Quattro だけど。

でもページをめくると

飛びこめ!!沼 04

「直感でピンと来たレンズに有り金全部ぶっ込む!!」

はい、これテストに出ます(ぉ
冗談抜きで、シグマユーザーでなくてもこんな感覚で機材買ってる人は少なくないんじゃないでしょうか(←

ま、私も 85mm F1.4 は去年買いましたが、まさに「直感でピンと来たレンズに有り金全部ぶっ込む」に近い状態だったと言えます。昔は「自分の持っているレンズと撮りたい被写体を考えながら、持っていない焦点距離のレンズから選ぶ」という買い方だったのが、ある程度揃って来ると「このレンズはどんな描写なんだろう」という見方になってスペックや作例をチェックした挙げ句最後は直感でエイヤッと買う、という感じになりがち。もう手元に 35・50・85mm 付近のレンズが何本あるかも分かりません(ぉ


飛びこめ!!沼 04

でも 85mm F1.4 は描写性能だけで言えば私が持っている全てのレンズの中で最高と言って良く、後悔はしてません。重いから使用頻度それほど高くないけど。
シグマ山木社長が言う「85mm はツァイス Otus をベンチマークにした」というコンセプトは伊達ではありません。描写のために小ささ軽さを捨てたという意味ではシグマの [Art] 単焦点シリーズはツァイスレンズに通じるところがあり、まさに「一般人でも買える Otus」だと思います。まあ普通の一般人は Otus 欲しいと思わないだろうし安くてもこの鈍器の如きレンズを買う人は既に一般人ではなくなっているのかもしれませんが(ぉ

飛びこめ!!沼 04

そして「FOVEON 物件」。全然別の被写体撮りに行ってるはずなのにメインそっちのけで錆とか葉脈とか撮る人、身の回りで何人も心当たりある(笑)シグマのカメラボディを買った人がほぼ例外なく浸かっていく方向です。
逆に言えば、そっちにだけは行かないと決めている私はシグマユーザーの中では邪道なのかもしれません。

あ、でも「写真が好き」と「カメラが好き」の比重は人それぞれ、全員が尊重されるべきだと思っているので、そっちの沼を覗き込んでいる人がいたら私は迷わず背中を押しますよ(ぉ

飛びこめ!!沼 04

「ドイツ製のレンズには『ズミター』とか『ビオター』みたいなかっちょいい名前があるのに、シグマ(を含む日本メーカー)のレンズにはそういうのないよね」というカメラユーザーなら誰もが一度は抱くであろう疑問への、シグマの回答が「ボケマスター」(違

最近のシグマは新製品に「ライト・バズーカ」とか「ボケマスター」といった微妙にカッコ良くないニックネームをつけて売り出すことが増えてきていますが、この絵↑のように彫り込まれたらちょっとイヤだ(;´Д`)ヾ。

このシリーズ、巻を重ねて正直少し勢いがなくなってきたかな?と感じていたのですが、シグマの新製品群に煽られる形で再びパワーを取り戻したと感じた 4 巻でした。
新生「カミソリマクロ」も間もなく発売されるし(ちょっと気になってる)、「ボケマスター」も店頭に並ぶまでもう少しかかりそうなので、今年はまだしばらくシグマ製品の話題が続きそうですね。

シグマ / [Art] 85mm F1.4 DG HSM

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