少し早い、自分への誕生日プレゼント。
ずっと狙っていたレンズ。シグマのレンズキャッシュバックキャンペーンの期間終了間際、駆け込みで購入しました。
85mm F1.4 といえば α 用の G MASTER レンズも評価が高いですが、価格差が大きすぎるのと私の場合は EOS・α 両対応できるという点に惹かれてシグマを選択。
半年前に店頭で初めて触ったときにもおののきましたが、実に巨大なレンズです。このぶっといフォーカスリングが「AF でも MF でもどんと来い」と言っているかのよう。
フィルタ径はなんと φ86mm。「ツァイス Otus をリファレンスに開発した」というのがこのレンズの触れ込みですが、前玉の大きさまで Otus 級になっています。ここまで来るともはや「デカイ前玉だけでご飯三杯イケル」とか言っているレベルではありません(;´Д`)ヾ。やる気と腰が試されている…。
φ86mm ともなると MC プロテクタの選択肢も少なく、値段も上がってくるのでいつものように PRO1D だ ZX だと贅沢は言えず、とりあえずケンコーの無印 MC プロテクタ(それでも Professional 表記がある)でお茶を濁します(汗。
去年買った Planar 85/1.4 ZE と並べると、これが同じ 85mm F1.4 同士なのかと思うくらいにサイズが違います。AF と MF で違うとはいえ、これはちょっと恐ろしい。
Planar の前玉がシグマの 6 群目くらいのレンズに見えるくらいのサイズ差。これでも Planar の方でさえ、持ち出すのにはけっこう気合いが要るんですが、シグマのほうはもう「このレンズを使うために写真を撮る」くらいのやる気がないとカメラバッグに入れるのすら躊躇しそうです。
兄弟レンズと言えるシグマ 50mm F1.4 [Art] と比べると、これまたけっこう大きく重いと感じていた 50mm が普通の単焦点レンズに見えてきます。85mm を買ったことで結果的に今後 50mm の稼動率が上がるかもしれません(ぉ
EOS 5D Mark III に装着してみると、意外や意外?これは悪くないバランス感。実際にこの状態で首から提げるとそれでもフロントヘビーな状態になり、ボディ側にバッテリグリップをつけてバランスを取らないと辛いくらいですが、それほど無理な感じはありません。最新鋭の 85mm F1.4 らしく OVF を覗いた瞬間から高画質であることが分かるほどで、これは撮影が楽しくなりますね。
MC-11 経由で α7 II につけると、これはさすがに厳しい。ボディよりもレンズが本体という感覚です。
ただ MF で撮るなら EVF の正確さは捨てがたいので、三脚を使って人物撮影するような用途であればこれもアリかな。
シグマのフルサイズ向け F1.4 単焦点シリーズはあと 20mm と 24mm がありますが、個人的には「単焦点大三元」と思っている 35mm・50mm・85mm を揃えられたので、ひとまず満足です。
特に中望遠は好きな焦点距離なので、これを使って力のある写真を撮れるよう腕を磨いていきたいところ。
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