東京ビッグサイトで今日まで開催されていた全日本模型ホビーショーに行ってきました。
私はこの展示会には初めて参加しました。テック業界や写真業界の展示会に比べるとコンパクトながら高い熱量の展示が多くてなかなか楽しかったです。興味がある分野はもちろんのこと、普段ほとんど接点のないモデルガンや鉄道模型やジオラマみたいな世界にちょっと触れられるのも案外楽しい。
とりあえずバンダイブースからレポートしていきます。
テレビ放送完結から三ヶ月が経ったけど商品展開はまだまだ続いているGQuuuuuuX。象徴展示としてハイパー化ガンダムとのラストバトルが再現されていました。GQuuuuuuXは今後発売されるエンディミオン・ユニット覚醒バージョンですね。
で、ハイパー化ガンダムはどうやらメガサイズモデル(1/48)のようですが、これが塗装じゃなくて成型色に見える。「非売品」と書いてあることから今後商品化の予定はなくこのイベントのために特別に起こされたモデルだと思われます。ちなみに劇中のスケール感に合わせるなら1/48でもまだ小さくて、たぶん実在しない1/24くらいのサイズじゃないと1/144のキットとは合わないはずです。
このイベントが情報初解禁となったHGハンブラビ(GQ)。サイコ・ガンダムの僚機としてゲーツ・キャパが搭乗した機体ですね。
個人的にはオリジナルのハンブラビはデザインが余り好きじゃなかったんですが、GQ版はリファインが絶妙でハンブラビらしさは保ちつつも大幅にカッコ良くなってる。実はプラモ化を待望していました。
そういえば劇中では披露されなかったMA形態への変形ギミックはプラモでは再現されるんだろうと予想しています。続報に期待。
そしてホビーショー合わせでプレミアムバンダイでの受注が開始された01(ゼロヒト)ガンダム。これも事前情報なしでいきなり出てきましたよね!?
基本は赤いガンダムの色替えキットですが、ガンキャノンヘッドになることで少なくとも首パーツとブレードアンテナが新規造型になるはず。それから劇中での初期装備だったハイパー・バズーカが同梱されるようです。
それから赤いガンダム用の拡張キットも発表されました。これ出るだろうと思っていたけどこのタイミングだったかー。
U.C.0079の赤いガンダムを再現するための追加ビット4基とその接合パーツ、01ガンダム同様のハイパー・バズーカ、アニメ終盤でキシリアの乗艦パープルウィドウを撃破したザクバズーカ、キケロガと戦闘した際のビームサーベル光刃(最大出力状態)などがセットになったものです。期待されていたキットではあるけどこれを待てずにHG赤いガンダムを3個買った人も少なくないんじゃないでしょうか…。
こちらは発売が近づいてきたHG白いガンダム。赤いガンダムの色替えに留まらず頭側部のパーツが新造されています。劇中では赤いガンダムの頭側部はビットとのサイコミュ通信用パーツに差し替えられているので、その前時点の仕様ということですね。
年明けに公開を控えた『閃光のハサウェイ キルケーの魔女』よりHGグスタフ・カール。ガンダムUCで登場した先行量産型は随分前にHG化されていますが、今回閃ハサ版として完全新規造型でプロポーションから可動域から別物として発売されるようです。
展示サンプルは成型色なのか塗装済みなのか不明ですが(スミ入れまでしっかりされていたから塗装品っぽい)、イメージよりもかなり青々としていました。
肩のシールドがフレキシブルアームで自由に動かせるからダイナミックなポージングも決まります。閃ハサのMSって全体的に鈍重なイメージがあってそこまで好きでもないのですが、しっかりアクションさせられるならアリかな。
…とか言っておきながら既に予約済みだったりします(笑
これはガンダムベース限定発売のHGガンダムF91 残像イメージクリアーVer.。単なるクリアカラーVer.と言わずに「質量を持った残像」ということにして販売する発想www
ちなみに単なるクリアカラーではなくクリア素材の中にラメかパールっぽい粒子が混ぜ込んであるように見えます。
続いてGUNDAM SIDE-Fにて先行販売予定のHGギラ・ドーガ 重武装仕様。SIDE-Fで先行してその後はガンダムベース限定販売になるんでしょうか。
バックパックとランゲ・ブルーノ砲、それと頭部のブレードアンテナが新規になる模様。
マスターグレードでは新製品としてフルアーマーΖΖガンダム Ver.Kaが展示されていました。ダブルゼータ、ただでさえデカいのにフルアーマー化されるとさらに巨大!
私は火力偏重MSはあまり好きじゃないのとダブルゼータは通常モデルだけでお腹いっぱいだから買う予定はありませんが、それでもこの物量感にはしばし見入ってしまいました。
物量感という意味では圧巻だったのがPG Unleashed νガンダム。PGU RX-78-2ガンダムも圧倒的でしたがそれをさらに上回る存在感があります。
その分お値段も66,000円と群を抜いていますが…。
個人的にはPGUシリーズは過剰ディテールに感じて好きではないのですが(仮に好きだったとしてもサイズと値段的に無理)、それでもフラッグシップとして突き抜けたものを作ろうとする姿勢は嫌いじゃないです。
さすがに量販店でこれのサンプル展示をするところは限られるだろうから、ここで実物を拝めたのはラッキーでした。
内部フレームもすごいことになっています。これこの展示みたいに半身だけ外装つけずに仕上げるのもアリな気がします。RX-78-2のPGUのほうで半身だけクリアをやろうとしている人はいるようですが、νガンダムのほうも後からクリアボディ発売されたりするんですかね。
ちなみにこのキットには劇中冒頭(タイトルバック)で完成前のνガンダムのアイセンサーを覆っていた「布」がパーツとして付属します。組み立て手順も途中で一旦この布パーツをつけて、完成時に外すという工程が含まれているとのこと(笑。
フィン・ファンネルもこのディテール。これ6個(ファンネル1基につき同じパーツが2個使われているから実質12個)作るのはちょっとしんどいだろうなあ…。
ということで、バンダイブース内のガンダムエリアでした(他にもあったけど私があまり興味ないものはカットしました)。ガンプラの新製品展示を見るのが最大の目的だったから満足です。
でもガンプラ以外もいろいろと見てきたので、次回に続きます。


















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