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関内 スパイスカレー 丸祇羅

横浜関内でスパイスカレーを食べてきました。

関内

なぜ関内か、というと『それぞれの孤独のグルメ』第12話のロケの際に松重さんが近くの店でカレーを食べたらしい、と聞いたから。孤独のグルメの撮影に際して松重さんは前日から絶食して臨むと聞いたことがありますが、『それぞれ~』はメインキャラが別にいたぶん五郎の食事量が少なく(といっても普通に一人前以上は食べてる)胃袋に余裕があったということなんですかね。

現場に行ってみると、まさにそのロケ地である「鳥獣菜魚 あい川」の真向かいの雑居ビル3Fにそのカレー店がありました。

Spice Curry 丸祇羅(マルマサラ)

丸祇羅

ビルに上がっていく狭い階段の入口に小さな看板が出ているだけの店。普通なら一見で入ろうとはなかなか思えない店構えですが、こういうところにある名店を発掘できるのが『孤独のグルメ』を十数年続けてきた松重さんの嗅覚なのでしょう。

11:30の開店時刻より少し早く来たところ、既に階段上には数人並んでいました。

丸祇羅

入口の狭さからは想像できない、ゆったりした広さのある店内。そこはかとなくエスニック感が漂う独特の雰囲気があります。

私は開店一巡目に入ることができ、メインのカウンターに着席しました。

丸祇羅

情報が渋滞を起こしている手書きメニューだけでは何を頼んだらいいかよく分からないのですが、入店ロットごとにお店の方の詳しい解説が入ります。
基本となるカレーは日替わりで一種類。この日は「メティチキンカリー」でした。そこに数種類の追加カレーやトッピング、サイドメニューなどを組み合わせて自分の好きなカレーセットにできるというシステム。どのメニューもそれぞれに店員さんの思い入れがあるようで、話を聞いていると全部食べてみたくなります。これは大いに迷う。

丸祇羅

料理の前にまずはドリンクから。
スパイスカレーならラッシーを合わせたい、と思ったらこの店には「カルダモンラッシー」なんて珍しいものがあるじゃないですか。

普通のラッシーは乳酸のスッキリ感とヨーグルトっぽいもったり感が共存しているものだけど、これはカルダモンのおかげで清涼感が前面に出る。しかもカルダモンはパウダーじゃなく種子のまま入っていて、時折遭遇するカリカリ感も楽しい。これめっちゃ良いじゃないですか。

丸祇羅

続いてカレーの前にフィッシュビリヤニ(ミニサイズ)も頼んでみました。
ビリヤニってマトンかチキンを食べることが多いけど、フィッシュもいい。レモンを絞ってライタと混ぜて食べるのがお勧めということで従ってみると、レモンの香りによって普通のビリヤニとは違う爽やかさが出るのがいい。このビリヤニを一人前食べたいくらいのうまさ。

丸祇羅

そしてカレー。美しい盛り付けがまず視覚に楽しい!
スパイスカレーって味はともかく見た目は地味なことが多いから、この感覚はとても新鮮。

カレーは三種盛りにしました。ライスで仕切られている平皿に乗っているのは全部基本のカレーで、カトリ(ステンレス製の小ボウル)に入っているのが追加カレーです。

丸祇羅

メティチキンカリーは万人受けするタイプのオーソドックスなインド式チキンカレー。スープはサラサラしてます。
カトリに入っているのはこの店一番人気という「牡蠣海老カリー」。牡蠣と海老の出汁と香りが染み出したうまみ強めのカレーで、他の店ではなかなか出合えない味。これは一番人気も肯ける。

ちなみにカトリの横にあるのがトッピングのスパイス味玉。ただのゆで卵とも角煮やラーメンの味玉とも違う、カレーとの相性抜群の味玉。1日10食限定とのこと。

丸祇羅

ライスの土手の上方にあるのは黄色いパリップ(スリランカ流の豆カレー)と茶色のフェンネルキーマ(挽肉カレー)。優しい味のパリップに対してこってり濃厚なキーマの抑揚が効いてます。

そしてこちらのカトリに注がれているのはマトンローガンジョシュ。カシミール地方の濃厚な、同時にスパイスの効いたカレー。
今回セレクトした中では最もパンチのあるカレーだけど、遠慮なく入っているマトンがまたガッツリした食べ応えで最高にうまい。

丸祇羅

最初のうちはそれぞれ食べて個々のカレーの個性を楽しむ。少し慣れてきたら二種、三種と混ぜてカレーの味の変化を楽しむ。そして最終的には全部を混ぜて全てを包含した味を堪能する。
チキン、魚介、羊、豆、挽肉…いろんな味を行ったり来たりしながら、同時にそれらのハーモニーを感じる。なんだか一食で十種類以上のカレーを楽しませてもらった感じ。これは素晴らしい。

今までマニアックなスパイスカレーをそれなりに経験してきたつもりだったけど、この店のカレーはその中でもトップクラスに位置するおいしさだった。

丸祇羅

こういう店をいきなり引き当ててしまう松重さんの目利きに改めて驚かされました。
最近ではNetflix『隣の国のグルメイト』やNHK『おともだち』など孤独のグルメ以外で松重さんご本人のお気に入りの店が紹介されるケースが増えてきましたが、まだ紹介されていない中にこういうレベルの高い店があるんだから底が知れませんね。

ここは完全に気に入ってしまったし、他にも食べてみたいメニューや日替わりで出合えるメニューがいろいろありそうだから絶対また来ようと思います。

ごちそうさまでした。

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