関東はこの 1~2 週間、この冬の中でも特に寒い日が続いていますが、やっぱりこういう時期は鍋に限ります。天草大王の水炊きみたいなのを自宅でも作れれば良いんですが、あれはそう簡単に作れるものでもなく。
とか思っていたら、年末年始に帰省した際に、金沢在住の妹から私の好物であるこんなものをもらいました。
石川の冬の定番料理である「とり野菜鍋」専用の味噌。「とり野菜」というのは、その名の通り鶏肉と野菜(特に白菜)中心の鍋料理です。この味噌は唐辛子が混ざったかなりしっかりした味の味噌で、いかにも北陸の寒い冬にあったまるのに適した味なんです。
が、隣県である富山にさえほとんどこの風習は伝わっておらず、私も二十歳くらいまで食べたことがありませんでしたが、これがまた美味しくてすっかり気に入ってしまったというわけ。
私はシンプルに鶏肉、大量の白菜、あと長ねぎだけ入っているくらいでも十分。白菜の甘みと味噌の塩辛さがとてもよく合うので、これなら一人で白菜半玉くらい食べられてしまうものですが、子どもたちも食べるので野菜いろいろと、白滝なんかも入れていただきます。「とり野菜」用の味噌でありながら、魚介類を入れてもそれはそれで美味しかったりします。
冬場の鍋は水炊き、石狩鍋、湯豆腐、豆乳ベースの鍋、キムチ鍋、カレー鍋、などなどいろいろありますが、個人的にはとり野菜がナンバーワンかもしれません。
この味噌は石川県外だとそうそう手に入るものでもありませんが、オンラインショップもあるようだし、定期的にお取り寄せしても良いかなこれは・・・。
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