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F1 ヨーロッパ GP 2007

ヨーロッパGP決勝:アロンソが天候に翻弄されたレースを制する!! (GPUpdate.net)

予選 Q3 でハミルトンが大クラッシュという、波乱を予想させたヨーロッパ GP。ハミルトンはデビュー以来最低となる 10 位グリッドながら無事決勝出走を果たしたものの、日曜のレースはスタート直後の嵐のような大雨(スコールかと思った)で大荒れの展開に。一挙に 5 台がリタイアし、4 周を終えたところで赤旗中団。再スタート時には、初回スタートの際にピットスタートを選択してウェットタイヤに履き替えていたデビューレースのヴィンケルホック(スパイカー)が先頭スタートというあり得ない展開に(;´Д`)ヾ。
再スタート後は青空が戻っていたとはいえ、しばらくは路面も濡れたままで、タイヤ選択でギャンブルに出たハミルトンが賭けに負けて最後尾に。当面、マッサ-アロンソ-ライコネンのオーダーが続いたものの、中盤にライコネンがトラブルでリタイア、3 連勝はならず・・・。結局そのままマッサがトップチェッカーを受けるものと思いきや、残り数周でまたもや降雨。スタンダードウェットに履き替えた後はマクラーレンのほうがマシン特性がウェットタイヤに合っていたようで、急激にペースを上げて軽く接触しながらもアロンソがマッサをパス。結果、アロンソ-マッサ-ウェバーの順でポディウムに上がるという結果に。
ハミルトンのデビュー以来連続表彰台(および連続ポイント獲得)はついに 9 でストップ。しかしそれ以上にハミルトンとアロンソのポイントがついに 2 点差に迫ってきたことのほうが大きいです。逆襲を見せるかと思われたフェラーリは、マッサが 8 ポイントを稼いだものの、ライコネンが今季 2 度目のノーポイントが響き、結局コンストラクターズポイントは逆に 2 点開いてしまいました。チャンピオンシップは四強のポイント差が縮まってまた面白くなりましたが、個人的にはライコネン vs. ハミルトンのチャンピオン争いが見たいと思っているので、今回のレースはちょっと口惜しい結果でしたね。

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