サンマリノGP決勝:ミハエルが昨年のリベンジを果たす!! (F1Racing.jp)
今年のイモラは皇帝ミハエルが昨年のリベンジを果たし、ポール・トゥ・フィニッシュ。
予選から別次元の速さを見せつけ、12 年前にセナが最後の PP を得たこのイモラで彼の記録を破る 66 回目の PP を決めたときには、セナファンとしては複雑な気持ちながらも目頭が熱くなりましたが、決勝はさらにドラマチックな展開が待っていました。
中盤 30 週ころからミハエルとアロンソのデッドヒートが始まり、それからは昨年と同様・攻守が入れ替わっただけの赤と青との戦い。ルノーが急遽作戦を変更して先にピットインし、フェラーリが黄金期を思わせる完璧なピットワークでアロンソがコントロールラインを通過する前にミハエルを送り出したときには鳥肌が立ちましたね。
F1 の歴史が動くのはいつもイモラから・・・今年もまた熱くなるレースを見せてくれました。
いっぽう、2-3 グリッドにつけていたホンダはスタートでバリチェロが出遅れ、2 回のピットストップでバトン車にミスが生じ、大きなチャンスを失いました。前戦アルバートパークといい、昨シーズンの結果といい、ホンダはポテンシャル的には勝てるだけの力を持ちながら「人が勝たせない」レースが続いていますね。一度だけでも勝てれば、波に乗れるとは思うんですが。
SAF1 はマシントラブル(井出は自身が起こしたクラッシュが原因だけど)で初のダブルリタイア。むしろ今までがうまくいきすぎていただけに、逆にこんなレースの経験も必要なんじゃないでしょうか。新車 SA06 の完成は順調に遅れているようですが、まだまだ厳しいシーズンが続きそうです。
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