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SanDisk Ultra II CF 2GB

EOS 30D 用の記録メディアを新調しました。

SanDisk / Ultra II コンパクトフラッシュ 2.0GB

当初とりあえず DSC-F828 で使っていた Microdrive 4GB(かつて Creative のポータブルプレイヤーから摘出したもの)を使っていたんですが、以前から微妙に怪しげな兆候はあったものの、30D で使うようになってからときどきエラーを吐くようになってしまいました。症状からすると RAW でガシガシ撮っている間や起動・終了時に妙な挙動をしているので、かれこれ 2 年使い倒したメディアだからクラッシュのリスクもあるし、やっぱり高速な CF メディアに買い換えたほうがいいカモ、ということで思い切って買い換えてみました。

購入したのは定番 SanDisk の Ultra II CF 2GB。より高速な Extreme III と迷ったけど、以前 KissDN を使ってレビューしていたデジカメ Watch の「【伊達淳一のデジタルでいこう!】キヤノンEOS Kiss Digital Nの連写性能を最大限に引き出すメモリカードを探す」あたりを参考にすると KissDN クラスの機体じゃ Extreme III よりも Ultra II のほうがパフォーマンスが良いケースもあるらしく、30D もそんなに傾向は変わらないだろうしよりリーズナブルなほうで、ということで Ultra II にしてみました。私の使い方だと、高速 CF カードのパフォーマンス差が実感できるほどは連写を多用しないだろうし。


とりあえず FDBENCH 1.01 でパフォーマンス比較。

ModelReadWriteReadWriteRndReadRndWrite
Ultra II CF 2GB66958243726582013073F:\Removable; 100MB
Microdrive 4GB31246406228525281279F:\Removable; 100MB

PC 接続に使った USB カードリーダがマクセルの UA20-MLT II というちょっと古い製品なので多少パフォーマンスに影響しているかもしれませんが、総じて Ultra II が Microdrive に比べて大幅に高速という結果が出ています(まあ、Microdrive のほうはディスクメディアなので内周と外周でパフォーマンスが異なるため、あくまで参考値ですが)。単純な Read では 30% くらいしか差がないようですが、Write やランダムアクセススピードでは 3 倍前後の違いと出ているので、デジカメでの記録では大幅にレスポンスの改善が見られることは確かでしょう。
本当はカードアダプタの種類ごとにパフォーマンスの違いを調べてみたり、実際の 30D での実測でパフォーマンスを比較してみたりしたいんですが、とりあえず Microdrive と比べて大幅に高速なことが分かっただけでも満足です。

一応バックアップ用にもう一枚くらい買っておきたい気もするところだけど、さすがに GB 級のメディアは単価も馬鹿にならないので、当面は Microdrive を予備用にして Ultra II をメインメディアにしようと思います。

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