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F1 ハンガリー GP 2006

ハンガリーGP決勝:バトンが悲願のF1初優勝達成!! (F1Racing.jp)

バトンが悲願の自身初、そしてホンダ第 3 期初となる優勝を達成!
前戦ホッケンハイムから急激に復調の兆しを見せていたものの、いざ勝つときは意外とあっさり勝ててしまったという印象です。確かに、アロンソ・ミハエル・ライコネンの 3 強が揃ってマシンを停めたレースではあったとはいえ、ここできっちり勝てたというのは(雨の助けがあったとはいえ)勝てるマシン、勝てる体制がある程度きちんと整った成果といえるでしょう。バトンを追っていたアロンソがコースアウトしてコクピットを降りた瞬間から、ゾクゾクが止まりませんでした。
個人的に、雨のレースに強かったセナや中島悟が好きだったせいか、昔から雨の荒れたレースにはすごく興奮するんですよね。去年のスパといい、鈴鹿の予選といい、本当に面白いレース展開になってますし・・・。今回も路面状況が刻々と変化する中、戦略がきっちりハマったチーム(アロンソもミハエルも無理をしすぎた)が勝のが常であり、今季のホンダはまだまだ天候や上位チームのリタイアに助けられなければ勝てないだろうな、とは思っていましたが、今回のハンガロリンクは本当に全ての条件が見事にホンダに味方したレースだった、と言えるでしょう。チャンピオンシップ以外にも鈴鹿を楽しみにする理由が一つ増えた気がします。

一方で選手権の行方は、アロンソのノーポイントに加えてミハエルの 8 位 1 ポイント(リタイアしたものの、残り 3 周だったため完走扱いで、7 位フィニッシュしたクビカが失格のため繰り上げ)でその差は 10 点。今回もモナコ同様に予選でアンフェアな行為があったとはいえ、それはアロンソも焦っているということの顕れでしょう。場合によってはイスタンブールかモンツァで逆転もあり得る展開で、こちらもまた面白くなってきました。

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