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K-Ci / My Book

K-Ci / My Book

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たまたまレコード屋を覗いたときに見つけたので購入。CD 買うなんて意外と久しぶり。
JODECI のフロントマンでもある K-Ci Hailey 初のソロアルバム。弟 JoJo とのデュオ・K-Ci & JoJo で本家 JODECI を超えるくらいのヒットを飛ばしていたり、様々なアーティストの作品にゲスト出演していたりはするものの、ソロ名義では意外にも初の作品となります。
もうメジャーレーベルは実力はのヴォーカリストが自由に作品作りができない音楽シーンになっているのか、あるいはインディーズ自体がブランド化しているのかは分かりませんが、Aaron Hall のソロ第 3 作に続き、この K-Ci のソロ作もインディーズレーベルからのリリース。

音楽的には JODECI 時代より当然落ち着き、K-Ci & JoJo 時代よりもソウル寄りの傾向になったのが見て取れますが、半分くらいは JoJo とのデュオでもおかしくない(というより JoJo がいないことが不思議なくらい)メロウなバラードだったりしています。ソロ名義でこの曲やるくらいなら兄弟名義でいいような・・・という感じは確かにありますが、久しくリリースのなかった K-Ci の声がこうして聴けるだけでもありがたいのかも。まあ、コーラスに “JODECI” と歌うくらいなら、出る出ると言われ続けている JODECI の復活作を早く出してほしい、というのが本音だけども。
LV もカバーしている Bobby Womanck の名曲 #7 “Woman’s Gotta Have It” をソウルフルに歌い上げていたり、1 年前の “Adults Only” にゲスト出演したのに対するリプライとも言える Aaron Hall のゲストコーラスがある #9 “Much Too Soon” など、嬉しい構成であることも確か。

最近久しく CD を買っていなかったけど、久々にまたヴォーカリスト系の音楽に触れたくなってきました。

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