マッサが2年連続優勝! 2位にライコネン (F1-Live.com)
マクラーレンのお家騒動が物議を醸したブダペストから 3 週間の夏休みを挟んで迎えたイスタンブール。個人的には、近年の新興サーキットの中では最もお気に入りのサーキットだったりします。レイアウトはチャレンジングで面白いし、毎年(といってもまだ 3 回目ですが)何かしらドラマチックな展開が待ち構えているし。
四強がっぷり、という感じだった予選は昨年に続きマッサが PP 奪取。以降ハミルトン、ライコネン、アロンソと続きますが、スタートはクリーンサイドにソフトサイド(ミディアム)タイヤを履いたフェラーリ勢が 1-2 体制を築き、そこからは半ば膠着状態。ペース的にはライコネンのほうが良さそうだったものの、前が同じマシンでは抜くに抜けないという感じ。アロンソはスタートで出遅れながらも、ピットストップの度にじわじわと順位アップ。
で、43 周目。そのままフェラーリ~マクラーレンの 1-2-3-4 で決まるかと思われた矢先、ハミルトンのタイヤがバースト!完全に破裂したわけではない様子で、何とかピットに戻りレースに復帰はしたものの、5 位。しかもバーストしたタイヤが絡み、フロントウィング右サイドのウィングレットが脱落して空力バランスが狂った状態に。
結局そのままフェラーリ 1-2、3 位にアロンソというリザルト。ライコネンはハンガリーに続き「俺こそが最速だ」と誇示するような終盤でのファステストラップ確立(笑。結果、ハミルトンとアロンソのドライバーズランキングは 5 ポイント差に、1 位~4 位のポイント差は 21 ポイントから 16 ポイントにそれぞれ接近。コンストラクターズポイントはついに 11 点差と、いよいよ再び混戦の様相を呈してきました。続くは高速サーキットのモンツァとスパ、いずれもフェラーリ有利といえるサーキットだけに、富士までには 4 人のうち誰が抜け出てきてもおかしくない状況。いやあ、ますます面白くなってきました。
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