CEATEC 2007 に行ってきましたよ。
今年はやっぱりこれしかないという感じでしょうか。SED もなくなっちゃったし・・・。
製品化にあたって試作機よりも解像度が下がってしまったのが残念ですが、この色表現は液晶にはなかったものですね。ちゃんと黒い黒が出るというのは、液晶にすっかり慣らされてしまった目には改めてインパクトが強いです。でもやっぱり 960×540 という解像度だとちょっと精細感に欠けますね・・・。色の美しさで誤魔化されてしまう部分はありますが、それでも少なくとも 1366×768 くらいの解像度が欲しかったところではあります。
こっちは参考出品の 27 型。やっぱりこれくらいのサイズがあったほうがテレビとしては実用的ですね。本体の薄さも、駆動部のサイズが相対的に小さくて済むので、より薄く見えます。いつ・いくらで出てくるのか興味深いところですが、11 型ほどのバーゲン価格にはならないんだろうなあ・・・。
有機 EL のプレゼンテーションはまさに黒山の人だかりといった趣。
他社ブースは例年どおりの大画面・薄型競争をやってましたが、毎年やってるのでそろそろ飽きたかなあ。自分で買った直後で、目に毒なので極力ほかの液晶テレビは見ないようにしていたのもありますが(´д`)。
で、テレビを買うと当然買い換えたくなる BD レコーダ。ソニー製(の最上位機種)は機能的には特に不満はないんですが、下位機種と共通シャシーでつくりが安っぽいのと、けっこう高さがあるのが惜しいんですよね。松下の新型はソニーよりも高機能で HDD 容量も大きいし、薄いのでなかなかよさげ。価格帯が全然違いますが・・・。まあ、年末商戦過ぎて価格が落ち着いたら考えよう。
東芝ブースで気になったのが、Cell の機能限定版「SpursEngine」を搭載した PC。
「Cell 搭載 PC」というとけっこうセンセーショナルですが、あくまで Cell をサブプロセッサとして使う普通の Windows PC です。
デモの内容は、動画の高精細化(単にシャープネスを上げたようにではなく、ちゃんと解像度が上がっているように見える)したり内蔵カメラに写っている人の顔にほぼリアルタイムでエフェクトをかけたり、という程度。技術的には面白いんですが、デモ自体はあまりパッとしませんでした。PS3 発売前のデモ映像等でインパクトの高いやつをいろいろ見てるからかもしれませんが。
こちらは KDDI ブースにあったモバイル WiMAX の展示。先日 Intel らと共同で立ち上げた事業準備会社の展示ですね。
DoCoMo やソフトバンクも WiMAX 免許取得に向けて合弁を始めてますが、当確のウィルコムと認可を分け合うのは(合弁企業の顔ぶれ、特に Intel が入っていることを考えると)KDDI になる公算が強そうな気がします。HSDPA・EV-DO によるワイヤレス WAN はまだまだ高いので、早く WiMAX が立ち上がってほしいところだけど、現時点でまだ免許すら交付されていないことを考えると、いつ立ち上がるのやら(´д`)。
松下ブースでの DSLR の展示。先日発表されていた新型です。
E-510 のバリエーションかと思ったら、共通パーツはそこそこ使っていそうなものの意外としっかり作り込んできている感じ。特に DSLR では初のバリアングル液晶は、「デジタルならでは」という意味ではインパクトありますね。
ただ、E-510/410 が良かったのはレンズまで含めたシステムとして圧倒的な軽さとコンパクトさを備えていたことでしょう。LUMIX L10 は手ブレ補正内蔵のライカレンズが標準なので、E-510 の軽さとコンパクトさをスポイルしてしまった気がします。やっぱりフォーサーズはその特性を活かすならボディ内手ブレ補正でレンズも軽く、だと思うんですが・・・。
レンズキットで¥15 万なので、L1 よりはまともに売れるでしょうが、微妙。
何故かモーターショーでもないのに日産ブースが出展していて、そこで展示されていたのが新型スカイラインクーペ。実物は初めて見ました。なにげに今回の CEATEC で一番「ソソられた」のはこのブースかもしれません(ぉ。
コメント
ドルビーのデモディスクを貰いに行こうと思ってたんですけど、行けず仕舞い。自宅から幕張のビルが見えるくらい近いんですけどね(´д`)。
あ、私も幕張に行くまではデモディスクもらいに行かなきゃ、
と思ってたんですが、現地に着いたらすっかり忘れてました(;´Д`)ヾ。