レッドブル RB5を発表 (GPUpdate.net)
最新画像 レッドブル新車・RB5 (GPUpdate.net)
レッドブルの RB5 が正式発表に。2009 年の新車で個人的に最も注目していたのがレッドブルですが、期待に違わず美しいマシンに仕上げてきましたね。今年のレギュレーションは速さとボディラインの美しさを両立させるのが実に難しい空力制限ですが、優れたエアロデザイナーの手にかかればこの通り。
低くてばかでかいフロントウィング、幅狭すぎて間抜けなリアウィングは仕方ないけど、余計な空力付加物のないサイドポッド周りは私好み。細いハイノーズから吊り下げられたフロントウィングあたりも相まって、スーパーアグリで改修を受ける前のアロウズ A23 のような印象を受けるんですが、空力レベルではそのくらい(7 年くらい)遡ったと考えて良いんですかね?
さておき、トロロッソの STR4 も事実上発表されたに等しいので、これで新車未発表なのはフォースインディアと未だ体制が決まらない旧 HRF1 くらいですね。プレシーズンテストが始まる前なのでパフォーマンスのほどは分かりませんが、現時点での「見た目グランプリ」では、
- フェラーリ F60
- レッドブル RB5
- マクラーレン MP4-24
- トヨタ TF109
- ウィリアムズ FW31
- BMW ザウバー F1.09
- ルノー R29
の順に速そう。あ、ルノーの二重顎ノーズはクラッシュテスト通過用の暫定版で、本戦仕様ではフェラーリばりの細ノーズになるみたいですが、どっちにしてもあのカラーリングじゃねえ(´д`)。
F1 はシーズンが進むにつれて最も効率の良い空力デザインに画一化されていくのが常ですが、こういう難しいレギュレーションに変わった年のはじめは各チームの個性が見えて面白いですね。こういうシーズンに最初から力を出せるチームこそ、真に強いチームなんでしょう。
本当ならば、このニューウェイデザインである STR4 を駆る佐藤琢磨の勇姿が見たかったところですが・・・皆まで言うまい。
コメント
新規参入時から思ってはいたのですが、F1で「レッドブル」というのが、どうにも、いまだに違和感抜けないです。
GT系のハコ車で、ましてやランボルギーニあたりだったら、牛つながりでイメージぴったりなんですけどねぃ。
私も最初はすごく違和感あったんですが、さすがに最近慣れました。
クルマのデザインもノーズホーンをつけたり、牛っぽさを意識してるみたいですね。