ライコネン、来季F1復帰決定! | Renault | F1ニュース | ESPN F1
最新画像 ロータス・ルノー仕様のライコネン – GPUpdate.net
2011 年シーズンも終了したばかりの F1 ですが、いきなり驚きのニュースが。2009 年を最後に F1 を離れ、WRC に参戦していたキミ・ライコネンが来季、ロータス・ルノー GP(旧ルノーのほう)から F1 に復帰することが発表されました。
ルノーはエースドライバーであるロバート・クビサの治療が来シーズン開幕までに完了しないことが判り、来シーズンのシートはペトロフ、ブルーノ・セナ、グロジャンの 3 人で争うことになると思われていたところで、突然のライコネン復帰。シーズン終盤からライコネンはウィリアムズやルノーと交渉しているという噂だけはありましたが、以前から「勝てるチームでなければ乗らない」と公言し続けてきたライコネンのスタンスを考えると、あくまでそれぞれのチームが他ドライバーやスポンサーとの交渉を有利に進めるための情報操作だろう、と思っていただけに、この発表には驚かされました。つかライコネン、髪伸びたね(笑
そのロータス・ルノー(緑色のチーム・ロータスは来季から「ケータハム F1 チーム」に改称し、ロータスの名称権を放棄るため、ルノーは名実共にロータスと呼べる状況になる)ですが、今季は序盤こそ前方排気のマシン開発が功を奏して上位に食い込む活躍を見せましたが、各チームがエキゾーストブローの完成度を高めてきた後半戦は苦戦。かつ、来季は前方排気がレギュレーションで禁止されることで、コンセプトレベルからのマシン開発を余儀なくされています。この状況でどれだけ競争力のあるクルマができるかは未知数ですし、ライコネンはマシン開発に定評のあるドライバーではないので、少なくとも復帰初年度は苦戦するのではないかと思いますが・・・ライコネン的には長期参戦する意志があるのならば、この一年で速さをアピールして、トップチームのシートが空く 2013 年を勝負の年と見ている、ということなのかもしれません。
あとはチームメイトが誰になるか、ですが、主にロシアンマネーとブラジリアンマネーで成り立っている現在のチーム状況を考えると、ペトロフとブルーノのどちらかを選択する可能性が高いのではないでしょうか。実績だけを踏まえれば、ペトロフがセカンド、ブルーノはリザーブというのが妥当な線でしょうが・・・どうなるか。
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