年末年始といえば HDD/BD レコーダのディスク整理の時期かと思いますが、今回はこんなメディアを買ってみました。
ソニー / ビデオ用 BD-R (1 層:4 倍速) ホワイトプリンタブル 写真仕上げ 20 枚パック 20BNR1VFGS4
昨年の秋口に出ていたソニー製 BD-R メディア(1 層)のプリンタブル写真仕上げタイプです。
私はテレビ自体あまり観ないので、それほど録画もしないんですが、スカパー!の F1 中継を中心に、数少ない録画番組は基本的に全て CM カットして BD にダビングし、レーベル面は印刷してファイリングしています。奥さん(観たら消す派)には半ば呆れられていますが(笑)、昔からこういうことにはマメな性格だし、アーカイブする作業自体が趣味みたいなものなので(^^;;
で、このレーベルプリントが、今までの BD メディアだとどうしても色がきれいに出ないんですよね。全体的に白っぽくなって、コントラストが出ない。なので、この写真仕上げメディアは気になっていました。DVD メディアでは、高品位印刷対応のメディアはいくつかのメーカーから発売されていますが、BD ではこれが初ではないでしょうか。
印刷前のメディアの表面はこんな感じで、通常のホワイトレーベルメディアではマットな状態になっている表面が、この写真仕上げメディアではインクジェットプリンタ用のフォトプリント紙のような光沢処理になっています。印刷しない状態だと指紋が目立ちやすいのはちょっとしたデメリットかも。
印刷してみるとこんな感じ。左が通常のホワイトレーベルメディア、右が写真仕上げメディアです(ちなみにプリンタはちょっと古くてエプソンの複合機 PM-A820)。左は明らかに白っぽく締まりのない画質ですが、右はちゃんと濃色が沈み込んでコントラストが出ています。あと、微妙に発色の傾向も違っていて、ノーマルメディアのほうがマゼンタ寄り、写真仕上げメディアのほうはシアン寄りに見えますが、元データの印象に近いのは写真仕上げメディアのほうかな。
並べて比較するまでもなく写真仕上げメディアのほうが満足度が高いのですが、ネックは価格でしょうか。私の場合はそれほど大量に使用するわけでもないので、基本は写真仕上げメディアにしていこうかと思っています。が、私の場合は 2 層メディアを中心に使っているのに、この写真仕上げメディアはまだ 1 層ものしか発売されていません。2 層の写真仕上げメディアの早期発売に期待。
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