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BenQ HT3550

BenQ、”シネマカラー”を追求した短焦点4K/HDRプロジェクタ。19.8万円 – AV Watch

BenQ HT3550

BenQ が低価格 4K プロジェクタの新製品を発表しました。低価格 4K プロジェクタは BenQ の独壇場という勢いで、私も先代の HT2550 を余裕があったら買いたいと思いつつ買う買う詐欺になっている昨今ですが(ぉ)、具体的に今のタイミングで 4K プロジェクタを買おうと思ったら価格とスペックのバランスで BenQ くらいしか選択肢がない、くらい他メーカーが追従してこないセグメントになっています。

0.47inch の単板 DLP チップを採用し、画素ずらしによる擬似 4K 表示というスペックは HT2550 と同じですが、DLP デバイスの世代交代によってコントラスト比が 10,000:1→30,000:1 へと大幅に向上しており、HDR 系コンテンツにおける表現力アップが期待できます。それ以外には大きくスペックは変わらないように見えるものの、筐体変更によるエアフローの改良の成果か(?)動作音も 33/29dBA→30/28dBA に低減されているのが好印象。従来モデルでの前面排気をやめて側面排気のみになっていることから、後方設置した際の騒音量も低減されている可能性があります。

ただし HT2550 からは光学系が刷新されていて、レンズの焦点距離が従来よりも短くなっています。以前 HT2550 の購入を検討していた際に HT2550 のレンズスペックなら我が家のリビングの視聴環境にギリギリ収まるな…と計算していたのに、これより焦点距離が短くなると置けなくなるのでは?と心配したのですが、BenQ Projector Calculator でシミュレートしてみたところ HT3550 のレンズのスローレシオって以前実機レビューした HT3050 とほぼ同じなんですね。それならほぼ同じ設置方法でいけそう。手動かつ縦方向のみながら ±10% のレンズシフトにも対応したため、設置性はそれなりに良さそうではあります。

HT2550 の世代でさえゲーム向きではないが映画コンテンツなら十分な画質という評価を得ていた製品だけに、コントラスト比と設置性を向上させながら価格据え置きということであれば、もうリビングシアター向けプロジェクタとしては決定版と言って良さそう。今年こそ、どこかのタイミングでこれを手に入れたいところです。

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