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IMAGE MONSTER 2.0

キヤノン:EOS 7D IMAGE MONSTER2.0

B002NEFL64

キタコレ!

少し前に噂になっていた EOS 7D の大規模ファームウェアアップデートが正式に発表されました。

アップデート内容は大きく分けて以下の 11 点。

  1. 連続撮影枚数の向上
  2. ☆GPS レシーバ GP-E2 に対応
  3. ☆ISO オート時の上限感度(400~6400)が設定可能に
  4. ★カメラ内 RAW 現像に対応
  5. 画像再生時の操作性向上
  6. ★撮影画像のレーティング機能の追加
  7. ★JPEG 画像のカメラ内リサイズに対応
  8. ★動画撮影時の録音レベルのマニュアル調整機能の追加
  9. ★画像ファイル名のサフィックスを任意に設定可能に
  10. ★タイムゾーン設定機能の追加
  11. 再生画像拡大時のスクロール速度向上

★マークは 5D Mark III 同等になる(と思われる)内容、☆マークは 5D Mark III に比べると制限があるものの差分を埋める内容になっています。
基本的には 5D Mark III に搭載された機能のうち、7D ユーザーにも恩恵がありそうなものが中心に追加されており、劇的とは言わないまでも着実な進化。連続撮影枚数に関しては、現行ファームウェアの RAW:15 枚、RAW+JPEG Large/Fine:6 枚というスペックは 5D3 の RAW:18 枚、RAW+JPEG Large/Fine:6 枚(いずれも UDMA 対応 CF カード使用時)に比べて見劣りしていましたが、Ver.2.0.0 では RAW:25 枚、RAW+JPEG Large/Fine:17 枚となっており、8 コマ/秒 という連写性能をさらに有効活用できるようになりました。ここは 5D 系よりも動体撮影に適した「IMAGE MONSTER」の面目躍如といったところでしょうか。


私にとってはそれほど使わない部分でのアップデートも半分くらいありますが、連続撮影枚数向上と ISO AUTO 時の上限設定、画像再生時の操作性向上あたりは使用頻度が高い部分なので、素直に嬉しいですね。これで 7D もあと 3 年戦える!・・・かな?
Canon Rumors あたりを見ていると、そろそろ 7D Mark II の噂がいろいろ出てきていて、APS-C のままさらにスペックが向上するのではとか、7D は廉価版フルサイズ機になって 70D が現在の 7D のポジションに置かれるのではとか、憶測が飛び交っています。おそらく秋の Photokina のタイミングで真相が明かされることになるのでしょうが、今回の 7D のアップデートがそのまま 7D の延命(直接の後継はまだしばらく出ない)を意味するのか、あるいは 7D Mark II の機能の先行投入ということになるのか。

そういえば 5D Mark III であった STM レンズへの対応が含まれていないようですが、5D3 のファームウェアを当ててみても特段挙動が変わった様子は見られないようで。最近の製品も含め他のボディに同様のファームウェアが出ていないことも考えると、現状で STM の性能は 100% 出せます、ファームアップなんて飾りです 5D3 のファームアップはやはり不具合修正なり微妙な挙動の最適化なりといった程度なのでしょうかね。

ともあれ、5D Mark III と共通の機能や操作系が搭載されることで、7D を 5D3 のサブ機として使う際にもより扱いやすくなるんだろうな・・・という邪念が湧いてきてキケンな限りですが(;´Д`)ヾ、いずれにせよ、7D オーナーとしては 8 月上旬のリリースを正座して待ちたいと思います。

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