ep6 の公開から約 15 ヶ月。ようやく…というよりも、むしろついに来てしまった、という感慨の方が強い『ガンダム UC』の最終話 episode 7。当然ながら、今回もイベント上映を観に行ってきました。
劇場は、4 年前に ep1 を観たピカデリー。ええ、なんとか初日舞台挨拶のチケットを確保できましたよ!
ガンダムの舞台挨拶は、2005 年の『星を継ぐ者』の舞台挨拶チケットを運良く確保できて以来、9 年ぶり。あのときの舞台挨拶は確か、富野監督に飛田展男さん(カミーユ)・池田秀一さん(クワトロ)・古谷徹さん(アムロ)という超豪華メンバーで、とても感激したことを憶えています。
で、今回の舞台挨拶は古橋一浩監督、ストーリーの福井晴敏氏、声優陣には内山昂輝さん(バナージ)、藤村歩さん(オードリー)、浪川大輔さん(リディ)、池田秀一さん(フロンタル)という、今回も豪華な布陣。さすがに撮影禁止でしたが、オフィシャルサイトにレポート(私が観たのの前の回と思われる)がアップされていたので、リンク張っておきます。
最終章ついに開幕!機動戦士ガンダムUC episode 7「虹の彼方に」初日舞台挨拶レポート | GUNDAM.INFO | 公式ガンダム情報ポータルサイト
舞台挨拶で出た話は、劇場で販売されているパンフレットと重複するものも多かったですが、それよりもむしろやりとりを通じて声優陣の関係性が見えたのが面白かったですね。内山昂輝さんの、物語初期のバナージと重なるちょっと鬱屈したローテンションなキャラをみんなで生暖かく見守っているというか(笑。また、古橋一浩監督が、作品の雰囲気からすると熱くて勢いのある人かと思っていたら、とてもシャイで控えめな印象の方だった、というのもけっこう意外でした。
舞台挨拶の中で出た、今までほとんど語られたことのなかった話(というより「最終話のときに明かします、ということになっていたらしい」)としては、主人公「バナージ・リンクス」の由来ですが、逆シャアからその後の物語に宇宙世紀を繋いでいく『UC』の位置づけに重ねて「話を繋ぐ→ハナシ・リンク→バナージ・リンクス」という、半ば駄洒落のような決め方で命名したんだとか。もっと遠大な理由があると思っていたのに(笑)…聞いてしまえばつまらぬ話だ(by ミネバ・ラオ・ザビ)。
まだ初日が終わったところなので、ストーリーについてはまた改めて書くことにして、イベント上映の様子などを。
新宿ピカデリーには、エントランスのところに「フル・フロンタル専用オーリス」が展示されていました。
これ、ジオニックトヨタ社のシャア専用オーリスをベースにしたカスタム品です。フロンタルの時代はジオニック社じゃなくてアナハイム・エレクトロニクスだろとか、シャアザクがモチーフなら量産車がベースというのも分かるけどシナンジュはワンオフの機体だろとかツッコミどころ満載(笑。でも、それはそれとして、シャア専用オーリス以上にディテールへのこだわりが感じられます。
ネオ・ジオンの徽章はさすがにエングレービングではなくカッティングシート(?)で再現されているものの、正面のエンブレムにあたる部分がシナンジュのモノアイを模したものになっていたり、フロントガラスに実用性皆無なツノがつけられていたり(笑)、半ば悪ノリに近いコダワリ満載。
当然全面にわたってシナンジュモチーフの柄が入れられていたり、「袖付き」らしくホイールは黒ベースに縁だけゴールド。
イベント上映らしい展示はこれくらいでしたが、じっくり観賞させていただきました。
お土産は、劇場先行発売の BD のほかに、こんなところ。
毎回ちゃんと買っている劇場用プログラム(写真一番下以外は今までに買ってきたもの)と、今回追加で発売されたプログラムの収納ケース。このケースだけで ¥1,000 もするので、ちょっと高いんじゃないの?と思っていたら、
ケースは二重になっていて、外側は黒マット紙に単色でユニコーンモード、内側は光沢紙にカラーでデストロイモードのユニコーンガンダムが描かれています。確かに、この作りならば 5 年間収集したプログラムを格納するのにわざわざ買いたいレベル。
内箱の背面は、イラストレーターの内田パブロ氏によるイメージビジュアルになっています。つか、みんな美男美女すぎるんですけど…ジンネマンwwwマーサwwwww
ちなみに、このプログラムとケースはほぼ並ばずに買えましたが、BD はピカデリーの外階段にまで並ぶ大行列で、私が並んだときで 50 分待ちという大盛況でした。ep1 のときはここまでの人気ではありませんでしたが、UC も今やガンダムシリーズを代表する作品のひとつに成長したのだなあ、と思うと感慨しきり。
というわけで、作品の感想に続きます。
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