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Touit 1.8/32

先日の闇取引の話。

いやあ、偶然ってあるものなんですね。

アメリカの B&H にて、期間限定で Touit の 12mm・32mm のセットが通常の約半額で販売されている、という情報を目にしました。
32mm のほうは去年みんぽすで X マウント版をレビューして描写は気に入っていたものの、欲しいレンズの優先順位的に今まで手を出さずにいました。でも、半額で買えるのか、うん!そうかそうかそうなれば話は違う。

でも、12mm は持っているので、いくら半額といっても無駄になるしなあ…。
いやまてよ。そういえば逆に E マウントの 1.8/32 だけ持ってて 2.8/12 を持ってない人がいたような!ような!

2.8/12 はクマデジさんも去年レビューしてけっこう気に入っていたよなあ。これは、もしかしてまた分担して購入するとちょうどいいんじゃ…?
と思っていたところ、なんか DM が届きました。

K「これどう思います?共同購入しますか?」

貴様、さてはニュータイプか!(;´Д`)ヾ

というわけで、共同購入しました(ぉ

B&H で日曜日の夜(日本時間)にオーダーして、通関もあるし金曜日くらいに届くかな…と思っていたら、水曜日のお昼に届いていました(;´Д`)ヾ。B&H も UPS も税関も仕事速すぎる。クマデジ家が引越でバタバタしていそうだったので、拙宅で受け取り→横浜のアジトで引き渡し、という流れに。

北米市場向けの商品を購入したので、商品カートンにはアメリカ・カナダ向けの品質保証シールが貼られていました。
まあ安かったので無保証でもやむなしですが、仮に修理するとしたらアメリカの B&H 経由で修理工場に出すことになるんですかね…?MADE IN JAPAN なのに(笑。


Carl Zeiss / Touit Planar T* 32mm F1.8 E-mount

というわけで、一年ぶりに私の手許にやってきた Touit 1.8/32。一度レビューしているので改めて語ることも多くありませんが、前回使ったのは X マウント用なので、絞りリングがないなど外観も微妙に異なっています。

あと、レンズ銘板のブランド表記が初期ロットでは「Carl Zeiss」だったのが、現行品では「ZEISS」に変更されています。商品カートン上の外観写真も差し替えられている、という念の入れよう。まあ、ブランディングですから大事ですよね。
先日買った RX100 III も「ZEISS」表記だったので、以前は「Carl Zeiss」のほうがやっぱりいいなあ、と思っていたのが、だんだん「ZEISS」でもいいような気がしてきました(笑

α6000 と組み合わせるなら、ブラックボディのほうが全体的なまとまりはいいように思いますが、さておき大きさのバランスはとてもいい。

このレンズを改めて買おうと思ったのは、ここのところ現代的な設計のレンズばかり揃えてきて、どれもカリカリにシャープなレンズだけどボケに柔らかさがないものが多いなあ、と感じていたのが理由のひとつです。解像感だけを追求するならそれもいいんだけど、写真表現の幅を求めるならばボケの美しいレンズも使いたい。このレンズは伝統的な Planar 構成で、開放付近のボケには優しさを感じます。シャープさを追求しすぎると撮っていてもなんだか心に余裕がなくなってくるので、どこかでそういう安心感を求めていたのかもしれません。

RX100 III といいこのレンズといい、だんだん手持ちのフルサイズカメラ群の使用頻度が下がる方向の装備ばかり揃っていっているような気もしますが(笑、この「AF が効く Planar」でしばらくまた写真を楽しみたいと思います。

Carl Zeiss / Touit Planar T* 32mm F1.8 E-mount

コメント

  1. Touit 2.8/12

    先日の闇取引の話。

    きっかけは、ZAPAさんのブログをMIKAさんにご紹介頂いたことです。

    安売りしなさそうなZeiss Touitが、Tou…

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