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アナと雪の女王 [MovieNEX]

アナと雪の女王 [MovieNEX]

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遅ればせながらパッケージ版を購入。夏休みコンテンツとして家族で鑑賞しました。
劇場公開時に観に行っても良かったんですが、当時テレビをつけたら四六時中「れりごー」の CM がかかっている状況に軽く辟易して、そのままスルーしていました。そしたら公開からほんの 4 ヶ月でパッケージ化とか、いくらなんでも早すぎ(;´Д`)ヾ。夏休みだしどうしようかなと思っていたところ、実売 4,000 円しないということで、普段もっと高い BD パッケージを買っている身としては「少しも高くないわ~」と購入(ぉ

映画自体はもう皆さん観ているだろうから語ることも特にありませんが、良くも悪くも、安心して子どもに見せられるディズニーらしいストーリーですね。巨大な怪物や魔女が出てくる他のディズニー映画に比べるとスケールは小さめですが、映像と音楽のクオリティが非常に高いので、とても見応えがありました。むしろ二人の娘の親としては、子を大事に思う気持ちは解るけどそういう育て方じゃないだろ…みたいなところが気になったりとか。


本作の販売形態は「MovieNEX」というディズニー独自方式になっていて、BD+DVD+動画配信がセットになっています。最近のパッケージ流通はとかく複雑になっていて、自分が持っている機器に最適なパッケージがどれか判りにくいなあ…と、そこそこの AV マニアの私でさえ思っていました。そういう意味では「全部入り形式のみ」という判りやすさはいいと思いますが、パッケージには BD ロゴも DVD ロゴも大きくは示されておらず、見慣れない「MovieNEX」のロゴだけが目立っているので、それはそれで判りにくい。
また、パッケージメディア+動画配信という形態ではハリウッドが主導する「UltraViolet」がありますが、あれとの違いは何なのか?と調べてみたら、ディズニーは大手レーベルで唯一 UltraViolet に賛同しておらず、独自方式を採っているようですね。

【本田雅一のAVTrends】”ポストBD”の本命? UltraVioletの理想と現実 -AV Watch
【本田雅一のAVTrends】Disney Studio All AccessとUltraVioletの違い -AV Watch

ただ、MovieNEX は日本独自の方式で、ディズニー本社が主導する Disney Studio All Access/Disney Movies Anywhere とも異なる方式のようです。
日本向けの MovieNEX は、MovieNEX そのものがライツロッカーの役割と追加コンテンツの配信を担い、動画そのものの配信は提携する Google Play/niconico を経由する、という形態を取っています。米国の Disney Movies Anywhere は独自ストアまたは iTunes での配信となっているので、この捻れがもしかしたら先日の iTunes でのディズニー作品の配信停止と関係があるのかもしれませんね。

さておき、MovieNEX でのデジタルコピーの配信を私も試してみました。手順等は AV Watch の以下の記事が詳しいです(という手抜き)。

BD買ってGoogle Play/niconicoで視聴。ディズニーが開始した「MovieNEX」を試す – AV Watch

ストリーミングの低画質で観るのがもったいない作品なので、Google Play から HD 版をダウンロードしてみました。容量は 0.5GB 程度で、観てみると HD といっても 720p だよね?という解像度。しかも、データ量から推して知るべしですがビットレートが低く、Xperia Z2 Tablet(10.1inch/Full HD)ではジャギーやブロックノイズが目立つ、ちょっと残念な画質。これなら DVD をリップして自前でトランスコードしたほうが画質的には良さそうですね…。まあ、少なくとも手間は省けますし、7inch タブレットくらいまでの画面であればそこそこ満足できるとは思いますが、音声が日本語のみだったり(niconico なら英語音声も選べる模様)、いろいろと仕様の中途半端さが目立つのは事実です。

そういえば先日買った『ホビット』の BD にもデジタルコピーは付属していましたが、内容的にこれは大画面・高解像度で観てナンボの作品なので、デジタルコピーを試してみようという気にはなりませんでした。が、『アナ雪』は映像もさることながら歌が主役と言っていい作品だと思うので、いつでもどこでも楽しめるというのは意味がある。夏休みの帰省は移動時間も長いことですし、電車の中での子どもたちの時間つぶしにはもってこいだと思います。

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