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立喰い焼肉 治郎丸

ちょっと前から気になっていたお店に突入してみました。

立喰い焼肉 治郎丸

立喰い焼肉 治郎丸

JR 大森駅山王口の改札を出てすぐのところ、駅ビル「RaRa」内に立ち食い焼肉のお店がオープンしていました。確かここ、以前は立ち食いそば屋だったような。
もうね、「立ち食い焼き肉」というコンセプトからしてビンビンに気になっていたわけです。とはいえカウンターしかない店内で店員さんに見られながら肉を焼く、ってちょっと勇気が要るよなあ…と尻込みしていたんですが、いよいよ意を決して入店。

立喰い焼肉 治郎丸

元が立ち食いそば屋だっただけあって、他のお客さんの後ろを通って出入りするのもギリギリという狭い店内。カウンターにはおひとりさま用のコンロが整然と並べられています。火はガスだけど店舗の制約上、贅沢は言えません。

立喰い焼肉 治郎丸

カウンターのクリアケース越しに、その日のネタを見ることができます。肉の種類や銘柄はその日の仕入れ次第で、日によって違う肉が楽しめるとのこと。
ちなみに肉は一切れ単位で頼むことができ、銘柄牛は一切れ 150 円、ホルモン系は一切れ 30 円からという価格設定。値段については後述しますが、少量ずついろんな種類の肉を楽しめるという点で、とてもおひとりさま向けのシステムと言えます。

立喰い焼肉 治郎丸

タレの種類も豊富。説明を受けたんですが多すぎて薄口と濃口以外覚えられませんでした(;´Д`)ヾ。これは何か説明書きなりテプラ的な何かなりが欲しいところ。


立喰い焼肉 治郎丸

まーとりあえずビール。あとキムチ。これで肉が出てくるまでと焼けるまでの間をつなぎます。

とはいっても、肉は注文するとそれほど間を置かずに出てくるので、テンポ良くいただける感じ。

立喰い焼肉 治郎丸

焼肉屋といったらまずは牛タンだろうが、というわけで、タン先とタン元で小手調べ。タン先は、その店の技量を測る探査機だ(ぉ

想像していたのよりもずっと分厚い肉が出てきて、これは嬉しい誤算。タン先はちょっとタンの形状が分かる格好で出てきてしまったので、人によってはウッとなるかもしれません。

立喰い焼肉 治郎丸

焼いていきます。

タン先は牛タンらしいコリッとした弾力感が楽しい。タン元は先とは対照的に、柔らかくて肉々しい味わいが満足感を得られます。

立喰い焼肉 治郎丸

さあて、次は徐々に肉の本陣に斬り込んでいこう。

赤身っぽい部位から、と思ってソトモモ。脂身が少なくて淡泊な部位ですが、これから焼いていく肉の露払いとしては、これくらいあっさりめから始めるのでちょうどいい。

立喰い焼肉 治郎丸

そーなると飲み物もビールから竹鶴のハイボールに持ち替えていくわけです。

立喰い焼肉 治郎丸

続いてバライタ。ソトモモとは対照的に脂の乗った部位で、焼けるに従って表面に肉汁がジュワーッと浮いてきて、これは見るからにうまそう。そして見た目通り、脂の甘みが前面に出た濃厚な味がうまい。うん、私の目利きは間違っていなかった。

それにしても、焼いて、食べて、飲んで、焼いて、食べて、飲んで。一人焼肉って、なんだか忙しいな。

立喰い焼肉 治郎丸

ホルモン系も行ってみましょう。定番のマルチョウ、これは三つで一切れ分という扱い。
小ぶりだけどホルモンらしくうまみが凝縮されていて、これはハイボールが進んじゃう味わい。

立喰い焼肉 治郎丸

そしてサンドミノ。ミノの間に脂が挟まっているから「サンド」ミノ。
見た目通りに脂の割合が高くて、第一胃のはずなのに腸系ホルモンのようなこってりしたうまさ。まずいミノはゴムみたいだけど、これは柔らかくて、とてもいい。

立喰い焼肉 治郎丸

立ち食い屋で長居しちゃいけねえぜ、ということでそろそろラスト。最後は第一印象から決めてました、ザブトン。いわゆる上ロース肉です。
全体にわたって繊細なサシが入り、かつ常温ですでに脂が融け始めているという。見ているだけで唾液が分泌してくるのが判ります。

立喰い焼肉 治郎丸

このうまそうな肉を、あんまりウェルダンにしちゃうのももったいない。
肉汁の頃合いを見定めて、程良いところでサッと切り上げて、いただきます。

立喰い焼肉 治郎丸

これは…やはり、締めに相応しい、とろける味わい。
心なしか、肉の味自体が他の部位よりも濃いような気もするぞ。
ザブトン、正解だった…なんだか身体が熱くなってきた。うおォン!

独りだし、立ち食いだから、それほど量は食べなかったけど、確かな満足。
我ながら、本日の肉の布陣は大勝利だったと言えよう。

価格設定に関しては、二切れずつ頼みつつ、アルコールやキムチも頼んでしまうと、まあ普通に焼き肉を食べに行ったのより少し安い程度、になっちゃいますね。それでも、独りだとなかなかできない「少しずついろんな種類を」ができるのは嬉しいし、ホルモン中心にするとか使い方次第で激安大満足コースも作れそう。
個人的には、ここでメインの食事にしてお腹いっぱいにする、というよりは、飲み会の帰りにもうちょっと足りない、というときに独りとか二人でフラッと入って二~三切れと一杯、みたいな使い方ができると、下手なラーメン屋に行くより満足できそう。〆の焼肉、というのも新しい境地やもしれぬ…。

今後もちょこちょこ活用していこうと思います。
ちなみに大森のほかには新宿、秋葉原、大井町、横浜桜木町にも店舗があるとのこと。

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