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Satechi の充電ステーション

私は自宅でのスマホその他ガジェットの充電には、5 年ほど前に買った無印良品の充電トレーを愛用していました。
が、当時のせいぜいスマホ 1 台+ウォークマン程度だった状況と違い、今はスマホ 1 台の充電に必要な電力も上がっているし、スマホの台数も USB 充電対応機器の数もそうとう増えています。結果、今の充電トレーの上はこんな感じに。

こないだの冬までは Xperia Z1/Z2 だったので専用のクレイドルがありましたが、今は microUSB 直挿し充電で、このトレイに載せるしかない。先日購入した KiDiGi のドックは職場用にしてしまったし、なら自宅での充電用にもうちょっと美しく収まるものに置き換えよう、と思ってこれを買ってみました。

Satechi / 5 ポート USB 充電ステーション

最近は USB 充電・給電関連機器では Anker ばかり買ってましたが、Anker にはこのタイプのがなかったので、初めて Satechi というメーカーのを買ってみました。たぶん中国系のメーカーで、Anker のコピーっぽい商品も少なくないですが、Anker にないオリジナリティある機器もあって、興味深いメーカーのひとつです。

この充電ステーションは、Anker とかでよくあるマルチポートの USB 充電アダプタ的なものの上に、スマホやタブレットを立てかけておける仕切りを用意したもの。今までありそうでなかった、目から鱗的な充電器です。


USB は 5 ポートで、5V/2.4A×4 ポートと Quick Charge 2.0×1 ポートという構成になっています。これのバリエーションモデルで 7 ポートタイプもありましたが、そちらは 5V/1A×4+5V/2.4A×3 という構成で、全ポート 2.4A 対応かつ QC 対応ポートつきの 5 ポートタイプのほうが今後ツブシが効くだろう、と思って 5 ポートタイプを選択しました。

スタンド部の仕切りは十分な間隔が空いているので、ほとんどのスマホやタブレットがケースをつけたまま立てられます。

しかしこの製品、私が購入した個体には残念な点が。プラスチックのコーナー部に 2 箇所クラックが入っていました。これたぶん成型不良だと思うんですが、思いっきり自社ロゴが入っている面にクラック入れたまま出荷するあたりが悪い意味でチャイナクオリティなんだよなあ。まあ実使用上は日々の充電時に機器を雑に置いて細かな傷がつくことは容易に想像がつくとはいえ、残念この上ない部分です。

電源は AC アダプタ。A4 ノート PC についてきそうな 19V の汎用 AC アダプタがついてきました。充電器本体に負けず劣らずな大きさですが、まあ 2.4A(以上を含む)出力が 5 ポートついているんだからこうなりますよね、という。

もう一つの付属品、面ファスナー製のケーブルタイ。
何に使うかは後述します。

実際の充電時はこんな感じに。無印の充電トレーの状態と比べると、なんと美しい(笑
たくさん充電していても、それぞれの機器の出し入れもしやすくてとても扱いやすい。

8inch クラスまでのタブレットであればごく普通に使えます。メーカー的には 9.7inch の iPad あたりまでは想定しているようですが。
ちなみに充電ケーブル(別売)はスマホを想定して 15cm×3、タブレットを想定して 30cm×2 をつけてみましたが、8~9inch クラスのタブレットであればケーブルは 15cm で事足りました。ケーブルを買い足して全部 15cm で揃えてしまおうと思います。

スマホやタブレットにフリップカバー付きのケースをつけても余裕で収まります。

気になっている問題点は、使っていないときに USB ケーブルがだらーんと垂れ下がってしまうこと。これはあまり美しくありません。先述のケーブルタイはこのためのものだったわけですが、日々の充電時に毎回ケーブルタイをつけたり外したり、というのもめんどくさくてそのうち留めなくなるに違いない。かといってケーブルが垂れ下がっている状態も許しがたいので、これは何か対策を考えたいところ。本来は充電器側に使わないときにコネクタを収めておくためのダミーメス端子でもついていれば良かったんですが。

細かな不満はあるけど、これはけっこう気に入った。自分のデスク用にもう一台欲しいくらいです(笑。

Satechi / 5 ポート USB 充電ステーション

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