スポンサーリンク

台北 MRT に乗ってみた

台北での市内移動は地下鉄(MRT)とタクシーを使っていました。台湾の物価は全体的に日本より安めですが、交通費関係は特に安い。地下鉄の初乗りが 80 円しませんからね。
この台北 MRT の運賃の仕組みが日本とは少し違って面白かったので、今日はそのネタをひとつ。

MRT の自動券売機自体は、デザインこそ若干違うものの日本のものと大差ありません。タッチパネル式で UI もシンプルなので、外国人でも迷わずに使えます。
ちなみに台湾では「悠遊カード(EasyCard)」という Suica のような交通系 IC カードが導入されていて、現地の人は券売機はあまり利用していないようです。

日本と違うのは、乗車券が切符ではなくコイン型のプラスチック製トークンである点。まあこれ自体も日本の切符式のほうが珍しいくらいで、海外の地下鉄ではけっこう一般的なものだと思います。
が、面白いのはこの使い方で、


乗車時には悠遊カードと同様に、自動改札機のリーダーにトークンをタッチすることでゲートが開きます。
そう、このトークンには IC チップが内蔵されているんですね。

そして降車時には、悠遊カードはタッチのみ、トークンは自動改札機の投入口にトークンを返却するシステムになっています。
乗車時の読み取りはプリペイドカードとトークンで仕組みを共通化できるし、日本の磁気券のように中で紙詰まりすることもないし、降車時のトークン回収も間違いなくできるし、これは合理的。よく考えられてますねー。

日本にいるとトークンで電車に乗る機会なんてないので、券売機からトークンが出てきたときにはちょっと嬉しくなってしまいました。

ちなみに COMPUTEX の IC カード式入場パスを使えば、会期中は台北市内の地下鉄が無料で乗り放題になることをこの後知ったのは内緒です(;´Д`)。

コメント

スポンサーリンク