カメラ界隈のタイムラインにときどき登場する同人誌『カメラバカにつける薬』。断片的に見たコマだけでも面白くて興味を持っていたのですが、先日の某集会で某氏に実物を見せてもらったらちゃんと通しで読んでみたくなったので、買ってみました。
同人誌ってバックナンバーは入手困難になるものですが、pixiv が運営する通販サイト「BOOTH」で電子版を販売しているんですね…安かったこともあり、思わず「ごーがいまとめ」も含めてシリーズ 8 巻全部買ってしまいました(笑。とはいっても「薄い本」なので、さらさらっと読めてしまいます。
あとがきによると blog や SNS での作中のコマ引用歓迎とのことなので、いくつかピックアップしてご紹介。
この漫画は、カメラの撮影離れを止めるべく設立された架空の心療内科、通称「カメラ内科」の女医さん・看護師さんと患者たちの話。
「あなた、レンズ沼にかかっていますね」
…我々の後を追って沼に足を踏み入れた人を見かけたら、言ってみたいセリフナンバーワンの座をもぎ取っていきました(笑
治療のためにツァイスレンズを投与してくれる病院!これは入院するしかない(ぉ
カメラ機材によって思考回路を狂わされてしまった重病人達の話です。
基本的に Twitter のカメラクラスタ内で日常的に繰り広げられている会話的なものが漫画化されているわけで、ほとんど共感する話しかない。
ちょうどこれを読んでいるときに、Twitter でヨドバシのカメラ沼話が RT されてきて、ここにも患者が一人…と女医さん目線で考えてしまったのは内緒です。
ヨドバシカメラによって沼に突き落とされた人 – Togetterまとめ
フォトヨドバシの攻撃力高杉問題はたびたびネタにされます(笑
まあ私もフォトヨドバシの影響で買わされてしまった機材は数知れず。「天使の両翼」みたいなガジェット系ポエムは苦笑しながら流せるのに、フォトヨドバシだけは的確に物欲を抉ってくるのは何故なんだぜ。やっぱり写真の力なんでしょうか。
ページをめくったらいきなりこれで、つい画面を濡らすくらい吹き出した一コマ(;´Д`)ヾ。漫画にされると破壊力ありすぎる。
ネットスラングも多いので、Twitter で日常的にカメラ話をしている真のカメラバカでなければ意味不明だろうと思いますが、少しでも共感できたならきっと面白いはず。
中でも特にキヤノン、ソニー、ペンタックス、シグマのいじられ度合いが高いので、該当メーカーファンなら必読です。
これはもっと早く買っておくべきだったなあ。続刊が出たらまた買おうと思います。
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