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不惑之惑

40

今日でまたひとつ齢を重ねました。

今回はついに十の位がひとつ上がってしまったわけですが、まだ正直ぜんぜん実感がありません。まあ、肉体的にはちょっとずつ昔のような無理ができなくなってきていて、自分の時間や体力のスキマに何でも突っ込んでとにかくやりたいこと全部やろう、みたいな生き方ができなくなりつつあることを感じてはいますが…。日本人男性の平均寿命を考えればそろそろ人生の折り返し地点なわけで、自覚しなくてはならない時期なのでしょう。

この歳になると一般的には惑いがなくなる、と言われているようですが、自分自身を省みるとむしろこの 5~6 年、迷うことが増えたなあ。まだ 10 年前のほうが自分のやりたいこととすべきことの方向性が一致していたし、がむしゃらにやればやっただけ成果が出る実感もあって、迷いがなかったように思います。そこからすると今の自分はなんだか情けないけれど、脇目も振らずにやりたいことだけやっていれば良かった 10 年前と、自分以外のことに対する責任が大きくなってきた今ではそりゃあ違うし、年相応のバランスの取り方が必要とされているんだと思います。

それなりに歳を取ったとはいえ、「今この瞬間の自分がこれからの人生の中で最も若く、最も可能性が開けている」ことには変わりありません。後悔しないように、でも無理はしすぎない程度に、そして何より自分自身が楽しむことを忘れずに、これからもマイペースでやっていこうと思います。

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