以前一度行ってとても気に入ったレストランに、もう一度行ってきました。
「裏渋」ということで前回は渋谷から歩いたんですが、改めて地図を見てみると神泉駅のすぐ近くじゃないですか。一駅だけ乗るのはちょっともったいないけど、渋谷から京王井の頭線でお店まで。
ランチタイムは相変わらずの行列で、お客さんも 9 割方女性だから私はちょっと居場所がない感じだけど(´д`)、そんなことは気にしない。おいしければいいじゃないかそれで。
ランチを注文するとまず出てくるのがセットのサラダとスープ。
見た目はちょっとこじゃれた盛り付けのサラダと、何の変哲もないコンソメスープですが、食べてみると普通のサラダとスープとは全然違う。
スープは根菜のスライスをアクセントにしたグリーンサラダなんですが、このトロッとしたドレッシングが他の店では食べたことがない味で、ものすごく美味しい。普通のドレッシングとは違う、味噌のようなコクのある味。隠し味に少しニンニクが入っているんじゃないかなあ、違うかなあ。濃厚でおかわりしたくなるくらいのサラダです。
スープも見た目からは分からないコクのある深い味。カップの底には少量のチーズが沈んでいます。まるでパンを載せないオニオングラタンスープという趣で、これから出てくるメインへの期待を高めてくれます。
メインはハーフ&ハーフで頼んでみました。定番デミグラスハンバーグ(チーズトッピング)とチキンピカタ。前回来たとき、チキンピカタもすごく気になってたんですよね。
メニューがたくさんあるので、こうやってちょっとずつ楽しめると得した気分になります。
ハンバーグはきめが細かく、柔らかい触感。最近は粗挽き系のハンバーグが流行りですが、それとは対極にある感じの丁寧に作られたハンバーグ。
そしてこのデミグラスソースが絶品。皿の上のソースをハンバーグで全部拭って食べたいくらいにソースが美味しいんですが、飾りのように少しだけ垂らされているフルーツソースやバジルソースをちょっとつけて食べてみると、また味が変わっていくらでも食べていられそうになります。
チキンピカタはトマトソースで。柔らかいチキンがカリッと揚げられていて、そこにトマトソースが絡むのがたまらない。
ああ、ここはハンバーグに負けず劣らずチキンピカタも名品なんだなあ。
洋食屋さんの定番、目玉焼きハンバーグもこの店の手にかかればデミグラスの海に目玉焼きの舟が浮かぶ感じに。
半熟の黄身をデミグラスと絡めて食べると、これもまた幸せな一品。今度来たらチーズ&目玉焼きという欲張りトッピングにチャレンジしたくなりました。絶対うまいに違いない。
デザートはバジルアイス。爽やかな風味を楽しみながら「今日もおいしかったなあ…」としみじみ反芻します。
ここはテレビでもよく紹介される超人気店らしいので、ランチタイムは行列必至だけど、大のお気に入り店の一つになりました。
機会を見つけてまた食べに来ようと思います。
ごちそうさまでした。
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