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やっぱり良さげな BenQ HT2550

【西川善司の大画面☆マニア】20万円を切る4K/HDRプロジェクタ登場! BenQ「HT2550」のリアル4K的実力-AV Watch
BenQ / ホームシネマプロジェクター HT2550

発表以来ずっと気になっていて、何人かの方から「買わないの?買うんでしょ?」的に言われている BenQ の 4K プロジェクタ HT2550。拘らなければ 65inch の 4K テレビが 20 万円そこそこから買えてしまう時代にあって民生用プロジェクタはもはや絶滅危惧種なのか、発売後もなかなかレビュー記事が増えてきませんでした。が、ここにきてようやく AV Watch 西川善司氏の連載『大画面☆マニア』で詳細なレビューが掲載されました。西川氏のプロジェクターレビュー、かなり詳細でありながら自分の環境での実使用に適しているかどうかという観点でも判断材料にしやすくて、私は昔から信頼を置いています。

最も気になっていた「全画素ずらしによるリアル(?)4K」の画質に関しては、少なくとも UHD BD などの映像作品を観る分には(この価格帯として)十分に満足できそう。いっぽうで、製品のコアとなる DLP パネル以外の部分についてはコストを重視した大胆な割り切りのもと企画されているようで、よく言えば一点豪華主義、ネガティブに言えばアンバランスな製品であるとも言えます。ズームもフォーカスも手動、ズーム倍率はさほど高くなく、レンズシフト機能もなし。また映像が光軸に対して上にオフセット投写される仕様と、やや大きめというファンノイズも気になるところ。設置の自由度は決して高くないため、設置環境にズバリ適合すれば非常にお買い得だけど、その条件から外れるとやや扱いづらそうではあります。

そういう意味で言えば、HT2550 よりも 10 万円高くなるけど Optoma の『UHD60』は 1.6x のズームレンズとレンズシフトを搭載し、かつ高輝度 3,000lm のランプ、および 2,716×1,528 の二倍速駆動 DLP による 4K 対応など、HT2550 で物足りない部分を一通りカバーしているんですよね。1.5 倍の価格は悩ましいですが、設置しづらい環境に HT2550 を強引に導入するよりも、ちょっとがんばって UHD60 を買った方が納得感はあるのではないかとも思います。HT2550 も、トライ&バイ(購入前に自宅環境で試せる仕組み)があればもっとハードルが下がるんだろうけどなー。

ともあれ一度実機の映像を見てみないことには判断つかないので、時間を見つけてアバックあたりに行ってこようと思います。

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