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F1 ダニエル・リカルドがルノー移籍へ

来季レッドブル・ホンダのドライバーは誰に? リカルドがルノー移籍を決断
「新たな挑戦をする時が来た」リカルド、ルノー移籍に際し決意を語る

夏休み中の F1 に、驚くべきニュースが。レッドブルのダニエル・リカルドが来季ルノーワークスに移籍することが発表されました。

来季は勝てるチームでレースをすることを条件として契約交渉をしてきたリカルドでしたが、メルセデスにもフェラーリにも事実上空きはなく、消去法でレッドブル残留が最も確実な選択肢であり契約延長は秒読み段階とみられていました。それが急転直下、ルノーへの移籍とは驚いた。
来シーズンのルノーはレッドブルをサポートする必要がなくなるため自チームに集中することができ(もう一つの供給先であるマクラーレンは、まあ…)ここ一年のチーム力向上も考慮すれば確かにポジティブな状況にあるチームではあります。シャシーの完成度やチーム力という意味ではレッドブルに大きなアドバンテージがあるとはいえ、勝てるかどうか未知数なホンダ製 PU や、二人のドライバーをイコールコンディションで走らせる(場合によっては若いフェルスタッペンを優遇しているようにさえ見える)ポリシーのもとでは自分中心にチームを動かしていくことが難しいという側面を考慮し、今後のポテンシャルを加味してルノーのエースドライバーの座を選択したということなのでしょう。もしかするとメルセデス移籍時のハミルトンのように、2021 年のレギュレーション大幅改定を見据えての判断なのかもしれません。

個人的には来シーズンのレッドブル・ホンダをリカルド&フェルスタッペンの二人が駆る姿を楽しみにしていただけに残念でなりませんが、決まったことは仕方ありません。リカルドの抜けた穴はルノーのシートを失う(かつ本来レッドブルからのレンタル契約だった)カルロス・サインツ Jr. が自動的に埋めることになるのでしょうですが、トロロッソからガスリー大抜擢という可能性もないわけではありません。いずれにしても来季のレッドブルはマックス・フェルスタッペンが事実上のエースという扱いになるはずで、マックスにはエースらしくもっと落ち着いたレース運びができるよう成長してほしいところ。

ともかくホンダには来季リカルドが「残留してれば良かった」と後悔するような PU を何としても用意してほしいですね。

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