七年使ったパナソニックの炊飯器が壊れました。
一週間ほど前から炊きムラが気になるようになり、ついにはまともに炊けなくなりました。
トランジスタが焼けるような派手な壊れ方ではありませんが、おそらく電源から熱制御周りの寿命でしょう。パナソニックのサイトによると炊飯器の補修用性能部品の保有期限は製造終了から六年とのことで、修理に出しても対応できない可能性が高い。
これは買い換えるしかないわけですが、ご飯が炊けないのは死活問題で(まあ麺やパンなりサトウのごはんなりを食べるという手もあるけど)買い換え先の製品選定に時間はかけられません。しかしたまたま一ヶ月前に炊飯器が壊れて買い換えた人がいたことを思い出したので、そのまま全く同じのを購入しました(ぉ
というわけで選定理由や詳しいレビューはセンパイに丸投げ(笑
日立 / ふっくら御膳 RZ-YV100M R(メタリックレッド)
おそらく順当にいけば同じパナソニックの 5~6 万円クラスの現行機種を買っていたと思います。でも完全に予定外の出費でその価格は厳しい、とはいえグレードを下げて日々のご飯の味が落ちてしまうのも悲しい。でも日立のもともと 6 万円くらいしていた 2016 年モデルが半額以下で売られているのであれば即決です。
本体色はテカテカした鮮やかな赤で、奥さん(ガノタではない)の開封直後の一言は「シャアみたい」。まあファーストガンダム時代のシャア専用機はサーモンピンク×小豆色だから、この色はサザビーかな(←めんどくさいガノタ
液晶表示はバックライトありで、後継の 2017 年モデルではバックライトなしのアンバー液晶に変更になっているとのことですが、今まで使っていたパナソニックも確かバックライトなしアンバー液晶であまり困っていなかったので別にいいかな…。
製造は私が買った個体も見事に 2018 年。現行機種と機能的に大差ない旧機種が半額以下で買えるというのはあまりにもお買い得です。メーカー的には一見おいしくなさそうに見えるこういう売り方をするのは、最新機種を最初から安売りされないためにあえて旧型を値下げして併売しているということなんでしょうね。カメラでも EOS Kiss は新機種を高く売りつつ、大きく機能の変わらない旧モデル(Kiss はたまに技術的なジャンプが入るけど)を激安価格で併売していたりしますし。
日立の炊飯器の補修部品保有期間もパナソニックと同じく製造終了後六年とのことなので、2018 年製造ならば少なくとも 2024 年までは修理対応可能ということになります。
とりあえず炊いてみました。炊き上がり時のビープ音が単純な「ピー」音じゃなくゲームウォッチ(懐)のスタート時みたいなメロディで軽くビビりましたが(笑)、ご飯は商品名のとおりふっくらとしていつつ、米の一粒一粒がシャキッと立っていておいしい。今まで使っていた炊飯器も買った当初はこれくらいおいしかったと思うけど、だんだん感動が薄れていったのは慣れだけじゃなくて釜のコーティング剥がれとか内蔵ヒーターの劣化とかで徐々に性能が落ちてたんだろうなあ。そう考えると炊飯器は修理対応期間前後で買い換えるのがおいしさを維持するコツなのかもしれません。
とにかくマトモなご飯が食べられるようになって安心しました。と同時に最新機種を買うのがちょっと馬鹿らしくなってしまったので、今後炊飯器は今のビジネスモデルが続く限りはこの買い方でいいかな…。
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