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F1 日本 GP 2018

F1 日本グランプリ パブリックビューイング

今年もついに F1 日本グランプリがやってきました。昨年までのマクラーレン・ホンダ体制はグダグダすぎて最後の方はあまり応援する気もなくなっていましたが、今年のトロロッソ・ホンダはポジティブな協力関係が見えてファンとしても応援したい。というわけで、(家庭の事情で鈴鹿にまでは行けなかったので)開幕戦以来のパブリックビューイングに参加してきました。

Honda ウエルカムプラザ青山|2018 FIA F1世界選手権シリーズ 第17戦 Honda日本グランプリレース パブリック・ビューイング

F1 日本グランプリ パブリックビューイング

13:30 のイベント開始に対して 10:30 頃にウェルカムプラザ青山に到着したところ、整理券番号は 100 番ちょっとで前方の席を確保できました。席を取っておけばずっと座っている必要はないので、あとはショールーム内を見て回ったり、グッズショップを覗いたり、ビル前の展示車に乗り込んでみたり、近隣でお昼を食べたりしながら過ごします。

会場内ではレッドブル・エナジードリンクのサンプル配布も行われていてけっこう盛況。エナジードリンクがノーマル缶だったのがちょっと惜しい(鈴鹿の現地では限定トロロッソ缶が発売されていた模様)。あとトロロッソのカーデザインにも採用されているレッドブル・コーラ、国内でも発売されてはいるらしいんですがどこにも売ってないのでせめてこの場で飲んでみたかったなあ…。

F1 日本グランプリ パブリックビューイング

決勝スタート前にトロロッソ・ホンダのドライバーであるブレンドン・ハートレーとピエール・ガスリーからのビデオメッセージ上映もあり。ビデオは昨日の予選終了後に収録されたようで、予選 6・7 位という好結果をふまえて二人ともいい表情でのコメントでした。

F1 日本グランプリ パブリックビューイング

雨に助けられたとはいえ、6・7 番手からのスタートというのは今季だけでなく第四期ホンダとしても最高のグリッド。とはいえ後ろからはヴェッテルやリカルドが追い上げてくるのが目に見えていて、ポジションキープさえ難しいけどダブル入賞も夢ではないはず…と期待がかかる決勝でしたが、


【F1日本グランプリ 2018】メルセデスのルイス・ハミルトン選手が優勝。フェラーリのベッテル選手は6位に終わる – Car Watch

決勝レースの経過は Car Watch の笠原さんの記事↑が完璧なので詳細は割愛します。

トロロッソはスペック 3 パワーユニットの本格投入でマシンのポテンシャルは高かったものの、とにかくタイヤ戦略の失敗に尽きるレースでした。スタートタイヤを引っ張りすぎてガスリーはフォースインディアはおろかザウバーにも抜かれて一旦入賞圏外に。その後はタイヤ戦略の異なるザウバーの二台をパスして 10 位まで戻したものの、おそらくザウバーの攻略でタイヤにダメージを負ったのかフォースインディアまでは追えず、逆に残り 3 周でサインツに抜かれて 11 位でゴールするのがやっと。ハートレーもやっぱりコース上での勝負弱さが今回も出てザウバーを抜きあぐね、13 位でフィニッシュ。ピット戦略さえ間違えなければガスリーは 7~8 位を狙えていたレースだと思うと悔しくてなりません。今季のトロロッソはこういう変にタイヤを引っ張ってポジションを落とすレースが何度もあって、もうレースストラテジストをクビにしたほうがいいんじゃないでしょうか…。

上位争いのほうは例によってメルセデスの完勝。3 位以下はフェルスタッペンがライコネンとヴェッテルを撃墜(´д`)。フェルスタッペンはもうミラー見てないんじゃないかというラフプレーぶりで、来季ホンダ勢のエースを任せるのが不安になりますね(速いときは手がつけられないほど速いけど…)。でもライコネンはともかく、もうポイントを落とせないヴェッテルは「相手がフェルスタッペンであること」を忘れてオーバーテイクを仕掛けてしまったのは失策でしょう。まあレーサーとしてはコーナリング時にドアが開いているのが見えたら飛びこんじゃうものなのでしょうが。
これでハミルトンとヴェッテルのポイント差は 67 となり、もはやハミルトンのチャンピオン防衛は決定的なものとなりました。今年もシーズン後半の小さい失策の積み重ねにアクシデントが加わってチャンピオンシップが決してしまう、という結局いつものフェラーリでしたね…。

F1 日本グランプリ パブリックビューイング

ウェルカムプラザ青山のショールーム内では、トロロッソのショーカー展示こそありませんでしたが(さすがにこの期間は鈴鹿で展示してるんでしょうか)、ドライバー二人のヘルメット+レーシングスーツが展示されていました。開幕戦のときには逆にマシンだけだったので、これが見られるのはそれはそれで貴重です。近年は地味なレーシングスーツが増えている中で(どのチームもスポンサー減ってますからね)、この鮮やかなブルーのスーツはけっこう好き。

F1 日本グランプリ パブリックビューイング

このヘルメットはハートレーのもの。トロロッソの二人のヘルメットはマット仕上げをベースに頭頂部だけグロスになっているのが特徴的。テレビ画面だとなかなかこういうディテールまでは見えないので、実物をじっくり眺められるのは楽しい。
F1 ドライバーはヘルメットのどこかに母国のシンボルを入れることが多いですが、ハートレーは頭頂部にニュージーランドの国土をペイントしています。

F1 日本グランプリ パブリックビューイング

こちらはガスリーのヘルメット。いかにもフランス人らしいトリコロールカラーが美しい。しかも、マットブルーをベースにしながら赤と白のラインは光沢あり、かつ境界線にはラメまで入っているという凝ったデザインです。
ちなみにハートレーはベル製、ガスリーはアライ製のヘルメットを使っている模様。

F1 日本グランプリ パブリックビューイング

ガスリーのヘルメット、後頭部のフランス国旗柄の中に「JB17」の文字を発見。これ、三年前に亡くなった同郷のジュール・ビアンキ(カーナンバー 17。F1 では永久欠番扱いとなっている)に敬意を表したものだと思われます。ガスリーには是非彼の遺志を継ぎ、プロスト以来二人目となるフランス人 F1 チャンピオンを目指してほしい。

F1 日本グランプリ パブリックビューイング

というわけで、レース自体はいろいろと悔しさの残る結果でしたが、久しぶりのパブリックビューイングは楽しめました。やっぱり自宅で独りで観戦するより、他のファンの方々と一体感を持ちながら応援できるのはいいですね。
今シーズンも残り 4 戦、トロロッソはどこまでやれるか分かりませんが、ホンダのスペック 3 のポテンシャルは確かなものだったし、単に来季に向けた開発として終わらせずに少しでも上を目指してがんばってほしいところ。その結果が来シーズンのスタートダッシュに繋がるはずです。

コメント

  1. ‘み’ より:

    今年も金曜日だけ現地に行ってきました。

    エナジードリンク限定トロロッソ缶は確かに限定販売されていました。
    6缶パック?だけだったので持ち帰りを考えて購入断念しましたが(^_^;)

    レッドブル・コーラは神奈川県内の成城石井で売ってましたよ。エナジードリンクではなくオーガニック系のコーラでした。

    ショウカーはご推察のとおり鈴鹿に展示されていました。直ぐ横に立って撮影できるような企画になってたかと。

    ガスリー&ハートレーは折角の好グリッドを生かしきれませんでしたね。
    また来年、レッドブル・ホンダに期待でしょうか?

  2. B より:

    またしても羨ましい!私は来年こそレッドブル・ホンダの応援に行こうと画策中です。
    レッドブルコーラの情報ありがとうございます。他にも薬局で売っていたという情報をいただいていたりするので、近いうちにちょっと探してこようと思っています。

    トロロッソは本当に残念でしたが、ああいうレース運営の拙さまで含めて B チームなんだなあと。PU のポテンシャルは証明されたと思うので、来季に向けて加速する開発とレッドブルのシャシー&チーム力に期待ですね!

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