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Sagano Romantic Train

嵯峨野トロッコ列車

[ Sony α7 III | Carl Zeiss Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS ]

先日行った京都では、観光の一環として嵯峨野トロッコ列車に乗ってきました。

トロッコ列車 | 嵯峨野観光鉄道

嵐山から保津川沿いに亀岡までを走っているトロッコ列車です。二年前に乗車した黒部峡谷トロッコと比較すると、乗車時間は 25 分ほどのコンパクトな行程になります。それもそのはず、トロッコ列車の多くは鉱山や水力発電所開発、林業などの輸送目的で開業するものですが、この嵯峨野トロッコ列車は廃線を再整備して作られた「観光のためのトロッコ」なんですね。

嵯峨野トロッコ列車

[ Sony α7 III | Carl Zeiss Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS ]

トロッコは五両編成で、四両が一般車両、残りの一両が豪華仕様の「ザ・リッチ号」となっています。今回は往路に「ザ・リッチ号」、復路に一般車両を利用しました。
それにしても車両に堂々と描かれた「ザ・リッチ」の文字がなんだかジワジワくる(笑。

嵯峨野トロッコ列車

[ Sony α7 III | Carl Zeiss Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS ]

「ザ・リッチ号」の内部はこんな感じ。
リッチといっても塗装が豪華なだけの木製シートなのがちょっと肩透かしですが(笑)、窓の開口は大きめでかつ天井もシースルーになっていて、保津峡の風景を余すところなく堪能できます。


嵯峨野トロッコ列車

[ Sony α7 III | Carl Zeiss Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS ]

こちらは帰路に利用した一般車両。座席はリッチ車両と同一で、窓は開閉可能なガラス張り(リッチ車両は完全オープン)。雨天時などはこっちの車両の方が良さそうです。

黒部峡谷トロッコでの車両ごとの差異化に比べると違いが少ないですが、嵯峨野トロッコでは通常車両とリッチ車両は同一料金なのでこのくらいの差が妥当かと。

嵯峨野トロッコ列車

[ Sony α7 III | Carl Zeiss Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS ]

始発駅の嵯峨嵐山(トロッコ嵯峨)からトロッコ嵐山駅間はほぼ住宅街という感じであまりトロッコ列車感がありませんが(笑)、嵐山を過ぎると急に森林の中を走り始めます。初夏の風が気持ちいい!

嵯峨野トロッコ列車

[ Sony α7 III | Carl Zeiss Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS ]

ほんの四駅の旅程ながら風景がどんどん変遷していくので乗っていて愉しい。
録音ではなくちゃんとしたガイドさんの音声案内つきなのもポイントが高いです。

嵯峨野トロッコ列車

[ Sony α7 III | Carl Zeiss Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS ]

保津峡のダイナミックな光景が美しい。
保津川には七年前に一度仕事で来たことがあるんですが、そのときはトロッコ列車は眺めるだけだったので、改めてここで乗ることができて嬉しい。

嵯峨野トロッコ列車

[ Sony α7 III | Carl Zeiss Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS ]

深い山林の中に唐突に現れる人工物が、大自然に負けない人間の営みを感じさせます。

線路沿いには断続的に樹が生えていて、その合間を縫って写真を撮るのがなかなか難しい(;´Д`)。

嵯峨野トロッコ列車

[ Sony α7 III | Carl Zeiss Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS ]

時々保津川の川下りやラフティングとすれ違うのも面白い。
今の時季ならトロッコもいいけど船も気持ちよかっただろうなあ。

嵯峨野トロッコ列車

[ Sony α7 III | Carl Zeiss Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS ]

昨年の台風で山林が無残にも薙ぎ倒されているところが何カ所もあったりして、自然の脅威を感じます。
そういえば平成は自然災害の時代だったなあ…令和は災害の少ない、平穏な時代になりますように。

嵯峨野トロッコ列車

[ Sony α7 III | Carl Zeiss Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS ]

黒部峡谷トロッコの「旅した感」も良かったけど、嵯峨野トロッコのコンパクトさは京都観光の合間にも気軽に組み込める良さがありますね。
私は鉄オタではありませんが、なんか調子に乗って大井川鐵道とかにも乗ってみたくなりました。

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