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水上バスで行こう

押上警察署

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

私の夏休みはとうに終わって日常が戻ってきていますが(今日は普通の土曜休み)、夏休みの間にあちこち行ってきた写真を当面ゆるゆると掲載していきます。

錦糸公園

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

まずは最近何かに(何にだ)触発されて足繁く通っている隅田川エリア。普段あまり来ない場所だけに、目に映るもの何でも新鮮でついレンズを向けたくなります。

そんな中でも今回の主目的はこちら。

東京水辺ライン「水上バスで行こう!」

両国リバーセンター

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

隅田川を軸に浅草エリアとお台場エリアを繋ぐ水上バス。今までもその存在は知っていたものの、乗ったことはありませんでした。

しかもその水上バス、運行会社が東京都観光汽船と東京水辺ラインの二つあるんですね。東京都観光汽船はデザインが特徴的な「ヒミコ」で知っていましたが、東京水辺ラインについては今回初めて認知しました。
東京水辺ラインの乗り場は両国国技館の真向かいにある真新しいビルで営業しています。

東京水辺ライン

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

営業所でチケットを購入して隅田川に出てみると、既に水上バスが停泊しているじゃないですか。
東京水辺ラインが運用する水上バスは「さくら」「あじさい」「こすもす」の三隻あり、私が利用したとき(平日の 15:10 両国リバーセンター発)は「さくら」が来ていました。

東京水辺ライン

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

私は生まれが港町だったから渡船には乗り慣れているつもりなのですが、こういう川を走るタイプの水上バスは初めて。橋下をくぐるためかかなり低背なのがなんかかっこいいじゃないですか。
「ヒミコ」のようなインパクトのあるデザインではないけれど、良い意味で野暮ったい東京水辺ラインのほうが隅田川には似合っていると思います。

東京水辺ライン

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

時間が来たらチケットをもぎってもらって船に乗り込みます。
スタッフの皆さんがみんな親切でフレンドリーなところに江戸の人情を感じる。

東京水辺ライン

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

船内では外で佇むのも良いけど、暑い日は船室で涼んでいることもできます。
でもせっかく水上バスに乗ったからには多少暑かろうと東京の景色を直接楽しみたいじゃないですか。

東京水辺ライン

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

ルート全体をぐるっと回ると二時間程度のコースになるようですが、船内には飲み物の自動販売機もあるから喉が渇いても大丈夫。
でもこの自販機、ダイドーだからコーラは売ってないんですね。コーラ飲みたかったなあ。

東京水辺ライン

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

川って土手を徒歩や自転車で行くことはあっても、こういうアングルから船のスピードで進むことは普段ないから視界がとても新鮮。
風景もけっこう目まぐるしく変わっていって、飽きることがありません。

東京水辺ライン

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

船からの眺めのハイライトはもちろんスカイツリー。
私の知り合いには設計に関わった人はいませんが、これを作った人は未来にすごいモノを残したなあ。「地図に残る仕事」って素晴らしい。

東京水辺ライン

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

二階に上ってみました。

両国から浅草二天門に着くまでの約 15 分で、隅田川を渡る蔵前橋、厩橋、駒形橋、吾妻橋という四つの橋をくぐるのも面白い。橋を渡っている人と目が合いそうになります。

東京水辺ライン

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

お、あれはヒミコと同型の「ホタルナ」ですね。
ライバル路線でも同じエリアを運行しているからこのようにすれ違うことも当然あるわけか。
他にも停留中の多数の屋形船ともすれ違います。

東京水辺ライン

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

川の真ん中には高層ビルが迫っていないから、空が広い!
東京の中心部でここまで広い空を感じられる場所もそう多くはないでしょう。これは気持ち良い。

東京水辺ライン

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

こちらは吾妻橋。
真っ赤な吾妻橋と首都高、アサヒビール本社と折り重なるように見えてくるスカイツリー。このちょっとカオスな感じもまた浅草。

東京水辺ライン

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

伊勢崎線特急りょうもうが走り抜けていく下をくぐるというのもまた乙なもの。
電車にはあまり詳しくないけど、りょうもうのこのレトロな感じはなんか好き。駅弁食べながら旅したくなりますね。

東京水辺ライン

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

浅草二天門の発着場に到着。今回は両国リバーセンター→浅草二天門というごく短い区間だけの乗船でしたが楽しかった!写真もたくさん撮れたし。
これは改めて全域クルーズしても楽しそうですね。少し涼しくなって、空気も澄んでくる秋くらいが狙い目かもしれません。

東京水辺ライン

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

船体のちょっとレトロな感じと、現代的な電波塔の対比がなんかイイ。
いや、浅草や墨田エリアが全体的にレトロなイメージがあるから、電波塔が異質なのか。

ちょっと前まではスカイツリーのデザインは景観に馴染まなくてあまり好きになれなかったのですが、この異物感をフォトジェニックと捉えられるようになればこれはこれで面白いのかも。

東京水辺ライン

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

東京って、住んでいると今さら観光しなくても…と思ってしまいがちですが、自分の生活圏と違う場所をじっくり巡ってみるのは良いものですね。
特に水上バスはいつもと違った視点で東京を眺められて面白い。家族で来てもいいだろうし、また改めて乗りに来ようと思います。

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