ニコン、フラッグシップ一眼レフ「D6」を開発発表 – デジカメ Watch
ニコンがフラッグシップ一眼レフ「D6」の開発を発表しました。
製品名と外観以外の情報が一切明かされていませんが、東京オリンピックに向けての発売だとしたら正式発表は来年の CP+ かな?photokina だとさすがに遅いだろうし。
このタイミングで一眼「レフ」ですか。先日の EOS 90D / M6 Mark II の発表を見ても業界のムードはもはや技術的にもマーケット的にもミラーレスの方が主流という雰囲気でしたが、やはり業務用は信頼性や「プロフォトグラファーの慣れ」的な側面も含めてもうしばらくレフ機が居座り続けるということなんですかね。コンシューマー用スポーツ撮影カメラはハイアマチュア向けでさえ一眼レフに投資するよりミラーレスのほうが合理的っぽい状況になってしまっていますが、バジェットや機材の重さがネックにならないプロスポーツフォトグラファー向けはまた前提が違うんでしょうね。
まあ、良くも悪くもコンサバなニコンが D6 を出してくることはある程度予想がついていました。しかし既に主力をミラーレスに切り替えたように見えるキヤノンはどう出るか。個人的には EOS R のスポーツ特化モデルが出てきても驚きはしませんが、開発リソースの潤沢なあの会社ならば EOS-1D X Mark III と EOS-1R(仮称)を並行して開発していてもおかしくないのが怖いところ。
いずれにせよ東京オリンピックはおそらく「ミラーレスよりもレフレックスカメラの比率が高い状況で撮られる最後のオリンピック」になる可能性が高いわけで、そこに向けた各社の動向には引き続き要注目です。
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