「例のあの店」でティム×源の再現写真を撮ってきた

きっかけはこのツイートでした。

先週、Apple のティム・クック CEO が来日し、国賓ばりのハードスケジュールで各所を訪問していた中で、意外だったのがアーティスト／俳優の星野源さんと居酒屋で談笑する一幕があったこと。この二人の組み合わせもさることながら、居酒屋で二人ともとても良い笑顔を見せている写真が印象に残りました。
私は孤独のグルメ聖地巡礼で培ったスキルを駆使してこの翌日にはお店を特定していたんですが（笑）、もたもたしている間に MACお宝鑑定団の DANBO さんに先を越されてしまいました。

星野源さんとティム・クックCEOが行った居酒屋で同じポーズしてみた – ITmedia NEWS

まあ日本を代表する Apple ファンの DANBO さんならしゃーない、と思いつつちょっとした悔しさもあり、ならばこちらは星野源ファン代表と行くしかない…というわけで急遽行ってきました。

串もん酒場ちゃい九炉表参道南青山三丁目店

忘年会シーズンまっただ中ということもあり昨日は予約でほぼ満席だったようですが、開店直後ならば空いているとのことで 17 時に予約。ダメモトで座席指定してみたところ、確保に成功。さすがに 17 時スタートとなると他のお客さんも一組しかおらず、これなら座席指定なしでもいけたかもしれません。

今回お付き合いいただいたのは星野源クラスタな某女史と、私の友人関係で Apple といえばこの人なサイカ先生。
では早速、こちらが今回の成果になります。

かなりイイ感じに仕上がったんじゃないでしょうか？表情やポーズを決めきらずに話しながら自然な表情を出してくれた被写体のお二人が素晴らしい。服装もちゃんと「それっぽい」ものを着てきていただいたほか、注文したメニューも可能な限り合わせてみました。

ちなみに星野源さんの Instagram には別カットも公開されており、そちらに合わせたショットも撮ってみました。

レンズは元写真をよーく見ながら標準域かな…と思って 55mm を持って行きましたが、改めて比較してみると 70mm 前後でも良かったか。それでもかなり忠実に再現できたので、個人的には満足です。

というわけでこの時点でここに来た目的は達成。しかしこれで帰るわけにもいかないので（笑）、そのまま三人で忘年会へと突入します。

こちらがティム・クックと星野源も食べたと思われるバーニャカウダ。串揚げが主力の居酒屋でバーニャカウダが出てくるというのも珍しい。甘みのある野菜たちとディップソースがとてもおいしい。これならティムも Japanese izakaya のポテンシャルを感じてくれたのではないでしょうか（何

飲み物は撮影用に頼んだウーロンハイが空いたので、メニューの中で自己主張が強かったレモンサワーを頼んでみました。キンキンに冷えた酸っぱめのレモンサワー、なかなかおいしい！アルミタンブラーに注がれてくるのもいいじゃないですか。

鶏レバーのソテー。濃いめのタレ味にニンニクをガツンとつけると、バーニャカウダとは対照的な居酒屋味！これぞ正しいレモンサワーのつまみ。

そして再び居酒屋っぽくない一品、フォアグラと大根のステーキ。
居酒屋でフォアグラ？！と驚いたけど、これがまた想像以上のおいしさ。

メニューの振り幅に戸惑いつつも、一つ一つの料理のレベルが高い。ここ、実は隠れた名店なんじゃないの。

いぶりがっこクリームチーズ。私は居酒屋でいぶりがっこ系珍味を見かけたら頼まざるを得ません。
そういえばあのいぶりがっこマスカルポーネ事件からちょうど五年が経ったんだなあ…。

さておき、がっこクリームチーズ、期待を裏切らぬうまさ。

砂肝の唐揚げ。これもまた、居酒屋の定番中の定番おつまみ。
コリコリした食感はナンコツのそれとはまた違った食べ応えがあっておいしい。

名物・串揚げ。
ソースは本場大阪からの取り寄せらしく、当然二度浸け禁止。浸け足りないときはレンゲで掬ってかけるシステムだそうです。

久しぶりに食べたけど、串揚げってやっぱり楽しい。いろんな食材をちょっとずつ気軽に食べられる感覚が好きです。

そーなると飲み物はハイボールに移るわけです。

炭酸強めで私好み。なんだかエンジンがかかってきました！

牛タンの煮込み。
分厚い牛タンがよーく煮込まれてほろっほろになりつつ、シンプルな塩味が肉の旨味を引き出しておいしい。

この店、本当にメニューの引き出しが多くて驚きます。

ネギージョ（葱のアヒージョ）。
バーニャカウダとかフォアグラは王道だったのに、アヒージョはちょっと変化球という。でも葱の表面に切れ込みが入ってて、味がよくしみてる。

他にもいろいろ食べてみたかったけど、ここらで時間切れ。17～19 時という自分としては珍しい時間帯の忘年会、楽しかったです。

店内の黒板には Tim Cook（Tin ceek？）と「源」のサインが。しかしこの真偽は不明です（笑

このお店、料理はおいしいし店員さんもフレンドリーだし、すっかり気に入ってしまいました。
都内に支店もいくつかあるようなので、今後は私の居酒屋レパートリーに加えさせていただこうと思います。

楽しかったです！いろいろと無茶振りにお付き合いいただいたお二方、ありがとうございました。
今度は新年会でお会いしましょう！