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MERRELL JUNGLE MOC 2.0

9 月に転職してまた非スーツ生活に戻ったので、普段履き用のシューズを買い足しました。

MERRELL / JUNGLE MOC 2.0 (グラナイト)

JUNGLE MOC 2.0

MERRELL の定番中の定番、ジャングルモックの新バージョンです。今までにもジャングルモックの派生モデルやマイナーチェンジモデルはいろいろ出ていましたが、今回は「2.0」を冠しているあたり、メーカーの本気が感じられます。
初代ジャングルモックの発売は 1998 年。それから二十年あまりが経過して、現代の技術やトレンドを反映した待望のメジャーバージョンアップと言えます。

JUNGLE MOC 2.0

パッと見の印象では「ジャングルモックのわりに、なんかちょっとシュッとなった?」というようなデザイン。十年ぶりに中学時代の同級生に再会したら、上京してなんだか垢抜けていた感じとでも言いましょうか。初代ジャングルモックはソールが分厚くコロンとしたシルエットで、もうちょっとシャープな形のほうがきれいめの服装にも合わせやすくていいのになあ…と思っていたので、まさに願ったり叶ったり。

三色あるカラーバリエーションの中から、今回はアウトドアらしさよりもタウンユース向きっぽかったグラナイト(グレー)を選択。私の好みからするともう少し暗めのグレーでも良かったけど、履いているうちに多少煤けていくことでしょう(笑

JUNGLE MOC 2.0

旧モデルはかかとにプルストラップ(つまみ)がついていましたが、2.0 では最近のハイテクスニーカーのようにバックステー(ヒールカップの背の部分)が高くなり、プルストラップの代わりに着脱性を担保しています。

ミッドソールには「エアークッションプラス」を搭載し、ハイテクスニーカーばりのクッション性確保と軽量化が図られています。個人的には旧型もクッション性は悪くないと思っていましたが、さらに向上した印象。

JUNGLE MOC 2.0

2.0 における機能面での最大の変化点がここ、ビブラムソール採用ではないでしょうか。旧型のラバーソールは滑りやすく、また摩耗にも弱いのが欠点でしたが、アウトドアシューズの定番ビブラムの採用でこの二点が改善されている(と思われる)のが嬉しい。

安定性が高く悪路にも強そうなソールながら、つま先には大きく切れ込みが入っていて柔軟性も兼ね備えており、歩きやすい。

JUNGLE MOC 2.0

旧型と比べてみました。旧型はもう長年履いてボロボロ、アッパーには癖がついているし靴底はミッドソールが露出するくらいすり減っていますが…。
比べるとやはり 2.0 は全体的にシュッとした印象にまとまっていることが分かります。ソールが薄く見え、全体的な形状や側面のスリットの入れ方まで含めつま先がスッと長く見えるデザインに進化。アウトドアっぽさが薄れて幅広い服装に合わせやすくなりました。

JUNGLE MOC 2.0

サイズは初代モデルと同じく 27.0cm(US サイズ 9)を選びました。靴紐で締め上げない分、普段履いているスニーカーよりもワンサイズ小さめ。最初に足を入れた瞬間には「あれ、旧型よりもちょっと小さい?」と感じましたが、履いてしまえばそこまででもなく。横幅が少しだけ細くなっているようで、足のアーチ部分の側面が少し締まる感覚ながら、つま先には余裕があります。さほど窮屈な感覚はないし、おそらく日々履いていくうちに馴染む範疇ではないかと思います。

デザイン、履き心地ともに旧ジャングルモック以上に気に入りました。これは今後私の定番シューズになっていく予感。そのうち色違いを買い足すかもしれません。

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