スポンサーリンク

自作機を AMD Ryzen でリニューアル (1)

2020 年に実行しようと思っていたことその 1。自作機のリニューアルに取りかかりました。

今まで使っていたマシンは途中ちょこちょこパーツを変更していたとはいえ、ベースは 7 年半前に組み立てた Core i5-3570K。今や第 10 世代 Core(Ice Lake/Comet Lake)が登場しているというのに私はずっと第 3 世代 Core(Ivy Bridge)を使い続けていたわけです。まあ Intel CPU の進化が停滞している昨今、十分なメモリと SSD、新しめの世代の GPU が入っていれば日常使用で性能不足を感じることもありませんでしたが。
ただ SSD(240GB)の容量が足りなくなって換装したいけどこのマザーボードでは NVMe に対応しておらず、かといって SATA SSD をメインストレージに据えるのも今更感が強い。というわけで CPU というよりもマザーボードの世代を刷新して今後また長く使えるようにしたい、というのが今回の趣旨になります。

今回新規購入したパーツ群は以下のとおり。

PC DIY

CPU・マザー・メモリに加えて SSD も購入したのでけっこうな出費になりましたが、同性能のノート PC を新しく買うよりは全然安い。こういうのは必要に応じてパーツを交換していける自作 PC のいいところです。GPU は今使っている GeForce GTX 1070 が最新ではなくなったとはいえまだまだ一線を張れるスペックにつき、今回はそのまま。

プロセッサは今なら Intel よりも AMD Ryzen 一択というくらい Ryzen のパフォーマンスが抜きん出ています。Ryzen は Core i の 1 グレード上の性能に匹敵する、というのが第三者による複数のベンチマーク結果から明らかになっていますからね。
私が AMD 製 CPU を買ったのは Intel と AMD が熾烈な 1GHz 競争を繰り広げていた 2000 年に Athlon 1GHz を導入して以来なので、実に 20 年ぶり。歳を取るわけだ…。以降、安定性と信頼性から Intel 一辺倒だった私も今回ばかりは Ryzen を選ばざるを得ませんでした。

AMD / Ryzen 5 3600

AMD Ryzen 5 3600

とはいえ今回は最高スペックを狙うわけではないので、コストパフォーマンス重視で Ryzen 5 3600 を選択。6 コア 12 スレッド/ベースクロック 3.6GHz(ブースト時 4.2GHz)/TDP65W。これでも実効性能ベースでは Core i7-9700K に匹敵するというし、今までの Core i5-3570K(4 コア 4 スレッド/3.4-3.8GHz)よりはずっと高性能です。私の使い方だと CPU よりもメモリ・SSD・GPU にコストをかけたほうが得るものが大きいはずなので、価格と性能、消費電力のバランスが良さそうなところを選びました。

ASUS / TUF B450M-PRO GAMING

ASUS TUF 450M-PRO GAMING

マザーボードは無難に ASUS。オーバークロックして遊ぶつもりもないし PC ゲーマーでもないけど、今はある程度の機能と信頼性のあるものを選んでいくとゲーミング PC 用マザーに行き着くんですね。一昔前のマザーと比べるとヒートシンクが巨大化していたり重量級 GPU に対応するため PCI Express スロットが金属で補強されていたり、時代の変化を感じます。
チップセットは既に最新の X570 がリリースされていますがさすがに二倍の価格のマザーを買うのはコストパフォーマンスが悪いし X570 は電気喰いとのことで、枯れた B450 に落ち着きました。

ASUS TUF B450M-PRO GAMING

TUF B450-M PRO を選択した最大のポイントが、NVMe 対応 M.2 を 2 スロット備えているところ。スロット 1 が PCIe 3.0×2、スロット 2 が PCIe 2.0×2 のため二本目の SSD はフルスピードが出せなかったり SATA との排他があったりと制約つきではありますが、今後 SSD の価格が下がってきたらデータドライブも大容量 SSD に置き換えたいと思っているので、ここは将来の拡張用としてこだわってみました。

サイズ / 虎徹 Mark II

Scythe 虎徹 Mark II

CPU クーラーもまた定番中の定番。オーバークロックしないなら CPU 付属のクーラーで十分な気もしますが、今まで使っていた Core i5 付属のクーラーだと高負荷時に冷やしきれないことがあったため、システムの安定性と静音性のために高性能クーラーを導入することにしました。こんなに巨大なクーラー使うの初めてですよ(;´Д`)。いかに現代のマルチコア CPU の発熱量が多いかということですね。

Crucial / 32GB Kit (2 x 16GB) DDR4-2666 UDIMM CT2K16G4DFD8266

Crucial CT2K16G4DFD8266

メモリは Crucial(Micron)の DDR4-2666 16GB×2。メインマシンなので冒険はせず、定格で使います。

容量は思い切って今までの倍。これなら Chrome でタブをたくさん開きながら Photoshop や Lightroom で作業してもメモリ不足に陥ることはないでしょう。

Western Digital / WD_BLACK SN750 NVMe SSD 1TB with Heatsink WDS100T3XHC

WD_BLACK SN750 NVMe SSD 1TB

今回最もこだわったと言って良いのが SSD。公称 3,000MB/s オーバーの NVMe SSD 1TB を奢りました。おそらく体感速度的には CPU やメモリよりもこれが最も効くはず。業界的には既に 5,000MB/s を超える SSD も出てきていますが、この WD_BLACK もまだまだハイエンドと言って良い性能を持っています。

高速な NVMe SSD はけっこう発熱するとのことでヒートシンクつきモデルを買ってみたところ、装着されていたのは PC 用水冷キットで有名な EKWB 製ヒートシンクでした。見るからに速そう。

組み立てるのはこれからですが、久しぶりの自作なのでちょっとワクワクしています。

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました