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シンプルに直球勝負!「渋谷カオマンガイ」

渋谷駅新南口方面にある、以前から気になっていたお店に入ってみました。

カオマンガイ

渋谷カオマンガイ

店名があるんだかないんだかよく分からないけど、とにかくカオマンガイの店ということだけは分かる。でも実際に店名そのものが「カオマンガイ」らしいです。調べてみたらもともとはタイで営業しているカオマンガイ店が東京に出店してきたものらしい。ということは、本場のカオマンガイを期待して良いんですかね。

去年出張でタイに行ったけど、観光する時間がほぼなかったのでタイらしいものをあまり食べてこなかったんですよね。ここは一つ、改めてタイを味わってみようじゃないの。

渋谷カオマンガイ

店内は装飾らしい装飾もほとんどない、シンプルな食堂という感じ。確かに東南アジア系の小さな飲食店ってこんな雰囲気ある。

店構え以上にメニューがシンプルで、カオマンガイ一択。選択肢はチキンとライスそれぞれの量のみという潔さ。というかカオマンガイ以上に「パクチー食べ放題」が目立っていて、パクチーが主菜なんじゃないかと勘違いしてしまいそうになります(笑。
脇目も振らずに主力メニューに全力投球する姿勢、嫌いじゃない。

渋谷カオマンガイ

料理は注文してほんの 2~3 分で提供されます。ちょっとびっくりする早さ。

メインはカオマンガイだけど、薬味としてのパクチーとスープ、それにタレの器が一緒に来るからけっこう豪華な感じがします。

渋谷カオマンガイ

セットのスープを +50 円で骨入りスープに変更してみました。通常はこれに骨が入っていないシンプルな鶏出汁スープだと思われます。

お店にとっては単にスープの出汁を取るためのもので、捨てるだけの骨を格安で提供するということでしょうが、この骨が地味に、しかし実にうまい。やっぱり肉は骨の近くにこびりついた筋や軟骨が一番うまいんじゃないか、ということを再認識させてくれます。つい人目を憚らずにしゃぶりついてしまう。
そしてこのスープがまた、鶏の出汁と塩だけで調えたシンプルさながら、染み渡る滋味。後述するカオマンガイよりもこのスープのほうがおいしいかもしれない、と感じてしまったほど。

渋谷カオマンガイ

そして本体のカオマンガイ。ライスは並、チキンは二倍にしてみました。
見るからにしっとりとしたこの鶏肉のテカりがうまそうじゃないですか。

渋谷カオマンガイ

お好みでパクチーを載せ、タレをかけていただきます。
私はパクチー好きではあるけど無茶に入れすぎるのも無粋な気がするので、ほどほどに。

ジャスミンライスとパクチーの風味にチキンのうまみ、濃い味のタレでシンプルにいただきます。

渋谷カオマンガイ

期待を裏切らない、柔らかいチキン。ただしチキンもジャスミンライスも味付けが淡泊なので、タレの味でうまみを増幅させていただく感じ。
しかしこねくり回した味じゃなく、素材の味とうまみを活かすシンプルな食べ方が、和食に通じるものを感じます。アメリカに出張に行って現地の食べ物に飽きたときに、日本食レストランがなくてもアジア系のものを食べるとホッとする感じがあるのは、そういうことなんだろうなあ。

久しぶりのカオマンガイ、おいしかったです。
またシンプルな鶏が食べたくなったらここに来よう。

ごちそうさまでした。

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