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エアコンのドレンホースを延長

6 月に自宅に二台導入したエアコン、白くまくん RAS-D22K。このエアコン自体は凍結洗浄の機能なんかも搭載していてとても気に入っており、この夏はこれがなくては在宅勤務をしのぎきれなかったほど活躍してくれています。が、子ども部屋のほうのエアコンの排水がうまくいっていないことに、家族の指摘を受けて気がつきました。

子ども部屋はマンションの通路に面しているわけですが、水が排水レールの上を流れずに通路に溢れ出しています。私自身はリモートワークで昼間ほとんど家から出れていないのと、この室外機は玄関から出ていく方向とは反対側に設置されていることもあって最近まで気づけていなかった模様。これはウチよりも奥側の部屋に住んでいる人にはちょっと迷惑だったろうなあ。

このエアコンは某家電量販店で購入したもので施工は量販店手配の業者が担当しました。その業者の作業がちょっと雑な感じで、設置したばかりの室内機に指紋がベッタリついていたり、施工時に取り外した壁の配管穴キャップが放置されていたり、微妙な業者だったなあ…とは感じていたのでした。工事費込みの価格にしては妙に安かったわけだ。量販店手配の業者は選びようがありませんが、次回からエアコンを購入するときはその辺もちょっと気をつけて見るようにしようと思います。

閑話休題、この水漏れが発生している原因がこれ。

ドレンホースが短すぎて排水レールにギリギリ届くか届かないかという長さ。しかも固定されていないため、正しくレール上に排水できていないのです。
水がキレイに流れないからそこに汚れが溜まっていくし、このままではカビや苔、害虫の温床になるのは目に見えています。これは対処するしかない。

とりあえず延長用のホースを買ってきました。

ELPA / 耐候性ドレンホース 2m DHQ-1402
オーム電機 / ドレンジョイント 2 個入り DZ-DJ14-16

Amazon でも買えますが単価が低いからあわせ買いでなければ注文できなかったり、逆に変に高い値段がついていたりしたのでヨドバシにて購入。ドレンホースとジョイント合わせて 500 円もかかりませんでした。

ドレンホース自体はなんてことない蛇腹のホースですが、長さ 50cm ごとに設けられているジョイント部を必要なところでカットすることで Φ14mm/16mm/18mm それぞれのホースにそのまま継ぎ足せるようになっています。

またホースは耐候性をもつ二重構造になっています。設置場所は直射日光に晒されることは少ないですが、屋外に設置されることになるので耐久性は重要。

ジョイントの方も段差をつけることで Φ14mm/16mm 両対応した製品です。

既存のホースがちょうど良い箇所にジョイント部を持っていればホース同士を直結できるはずですが、今回設置されていたホースは途中のところで切断されていて直結が難しかったので、このジョイントを使って延長します。

この手のドレンホースは規格品のようで、メーカーが異なるホースとジョイントの組み合わせでもピッタリはまります。このジョイントの広い方の口に既存のホースを挿し込んでやれば延長完了。

というわけでホースを 50cm ほど延長して、室外機の手前側のレールに直接排水するようにしてみました。

が、このホースを転がしておくだけだと安定しないし、ホース自体の巻き癖によって位置がずれていってしまい、ちゃんとレールに排水してくれません。
マンションの他の部屋の施工例を見るとパテや余った導線等を使って固定していることが多いようですが、パテ固定は見た目が美しくないのがなんかイヤ。

いろいろと調べてみたところ、ケーブルタイを使って固定している事例が見つかったので真似してみました。ケーブルタイを二本ほどホースの端に巻き付けてホースを排水レールに沿わせ、室外機の架台でタイを踏みつけるように設置してやればイイ感じに固定されます。ケーブルタイは一本だとそこを支点にホースがずれていってしまうため、二本使うのがポイント。

これで見事に排水がレールを流れていくようになりました!見た目もスッキリ収まって大満足。
マンションの通路の床には排水による染みができてしまったので、今度の土日にでも掃除しよう。

東京は暑さのピークは過ぎたとはいえまだ連日 30℃ 超えの気候が続いているのでたぶん今月いっぱいはエアコンのお世話になることでしょうし、白くまくんにはこれで今後さらに活躍してもらいましょうかね。

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