渋谷「はし田屋」の名物親子丼

最近あちこち開拓中の渋谷駅南口方面の飲食店。今回はこちらのお店に行ってみましたよ。

南口の大通り沿いにあるお店。このあたり、実は飲食店が乱立して競争が激しく、今年のこの状況下で閉店やその後すぐに新しいお店がオープンするなど入れ替わりが早い。

こちらの「はし田屋」さんは 1F がカウンターの焼鳥屋のようですが、ランチもけっこう人気ある模様。

入店してカウンターに着席。ランチメニューはこの三種類、当然ながらいずれも鶏料理。
唐揚げ好きとしてはからあげ定食も気になるし、タルタリスト的には限定三十食というチキン南蛮も捨てがたい。でも「名物」と名付けられたら親子丼を食べてみたくなるじゃないですか。ここは親子丼で攻めよう。

というわけで名物親子丼＋50 円の鶏スープ。
茨城岩井産のこだわり卵と朝引きの鶏のもも、むね肉がどれほどのものか、試してみよう。

丼の蓋を取った瞬間に目に飛び込んでくる、この黄金色のトロトロ卵。心なしか鶏肉も輝いて見えます。

よーし、早速いだたこう…と思ったところで、こんなものを発見。

なるほど、七味や山椒をかけて改めて蓋をして 30 秒、それでさらにおいしくなるとか。
逸る気持ちを抑えて、カウンターに置かれた調味料を物色します。

薬味は三種類あるようでしたが、全部混ぜるとそれはそれでケンカしそうに思えたので、黒七味と山椒をチョイス。
これを丼にちょちょっとかけて蓋をして 30 秒。「おいしくなれ」と心の中で唱えながら待ちます。

30 秒後、再び蓋を開けるとフワッと広がるいい香り！この親子丼をさらにおいしくすることに成功した模様。

食べてみると、卵の味がとても濃い。卵自体の味に出汁のうまみが合わさって、すごくおいしい。
鶏肉もプリプリした程良い弾力を感じて、これまたうまい。この親子丼はレベル高いなー。

親子丼でこれだけおいしいなら、夜営業の焼鳥も食べてみたい…と思っていたところ、目の前で他のお客さんが頼んでいたチキン南蛮がいい感じに揚がっていっていて、これまたうまそう。
夜も良いけど、こりゃあランチもまた食べに来てみるしかないか。

今度からおいしい親子丼が食べたくなったらここに来ようと思います。
ごちそうさまでした。