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『シン・エヴァ』ラストスパート上映と薄い本

『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』の上映が先週からラストスパートに入りました。私ももう一度観に行きたかったのですが先週はチケットが瞬殺で行けず(代わりに閃ハサの二回目を観に行った)、今週改めて座席を確保。

シン・エヴァンゲリオン劇場版:||

ラストスパート上映の目玉は細かいカット修正を加えた「バージョン 3.0+1.01」と、入場特典として配布される「EVA-EXTRA-EXTRA」通称「シンエヴァの薄い本」。どちらも気になるじゃないですか。

私は公開直後に IMAX で一度、その後 MX4D でもう一度観ているのでこれが三回目。IMAX で観てしまうと普通の劇場では画音質的に物足りないのですが、「3.0+1.01」には IMAX やドルビーシネマ版が用意されないとのことで仕方ありません。それでもせめて少しでも画と音にこだわろうとチネチッタの LIVE サウンド上映に行ってきました。
新バージョンといっても内容や尺が変わるわけではなく、細かなカットやアングルの修正のみ。二回観ているとはいってももう三ヶ月経っているから細かい修正に気がつくのは至難の業でしたが、いくつか「おっ?」という一瞬のカットが追加されて見やすく・分かりやすくなったのと、全体的にライティングやエフェクトが見直されている印象を受けました。あと終盤の初号機 vs 第 13 号機の戦闘シーンのカットが整理されて冗長な印象がなくなったような…気のせいかもしれませんが。
でも映像の修正以上にこの三ヶ月で NHK の特番やエヴァンゲリオン展スモールワールズ TOKYO などを通じて世界観への理解が深まったことで、『シン・エヴァ』という作品の自分内解像度が高まったことの効果の方が大きいように感じました。

「薄い本」の方は公式でも↑の 1 ページのみが公開されていますが、前半が「Q」冒頭の US 作戦開始 2 時間前を描いた漫画『EVANGELION:3.0(-120min.)』、後半が作画関連スタッフによるイラスト集でまさに「薄い本」的な内容。映像では US 作戦がアスカとマリのコンビネーションが初めて描かれた瞬間でしたが、この漫画ではそれに至る二人の関係性とそれぞれがシンジに対して抱いている想いが描かれています。作画は原画担当の松原秀典氏と前田真宏監督が担当されていますが、かなり貞本絵に寄せていますね。
何か新たな謎が解明されるものではないけど作品への理解と考察・妄想が深まる一冊で、これを手に入れるために上映一回分の料金を払う価値はあるのではないでしょうか。ついでに映画も観れるし(ぉ

これで私の中の「エヴァンゲリオン」は改めてスッキリ完結。あとは BD の発売を静かに待つこととします。

コメント

  1. 丁稚 より:

    薄い本欲しい。インターミッションを挟んでくれる映画館無いかな~。

    • B より:

      夏休み前には終わってしまうと思うので是非!
      ちなみに私は二時間超える映画のときは最初の 30 分は飲み物飲まないようにしてます(笑

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